CV:八代駿(ノンクレジット)
概要
『宇宙鉄人キョーダイン』第10・11話に登場したダダロイド。甲冑と馬蹄型磁石が合わさった外見をしている(ちなみに磁石の要素は兜の鍬形、背中、剣の鍔にある)。劇中では人語を話しておらず、「グルグルグル」という唸り声しか出さない。上司のボーガン曰く、「宇宙物資の粋を集めて造り出されたロボット」らしい。
右手に持つ剣はダイヤモンドも切り刻むとされ、劇中では鍾乳石やロボ兵を切断した。左手に持つ盾は一時的に巨大化し、キョーダインの体当たりも防いでしまう。背中の磁石は磁力を発生させる他、飛び道具にもなる。さらにスペアもある。他にも、大岩を投げ飛ばすパワーを持つ。一方で、スピードはないらしく、相手を追跡していても走ろうとせず、ズシンズシンと歩いていた。また細田軍曹の急場しのぎのフェイントに騙されるなど、知能も低い。弱点は胸元であり、盾はそれを防御する目的で持っている。
観音峠の原沢鍾乳洞に潜んでいたが、折しも葉山健治達が遠足に来ており、引率の先生とはぐれた健治達とロボ兵の襲撃に遭った白川エツ子と細田軍曹を追跡した。彼らを追い詰めた矢先、突如現れたロケットパンチで目にダメージを負ってしまい、闇雲な攻撃をした影響で彼らを逃がしてしまう。その後、ボーガンと協力してキョーダインと戦い、善戦するもののこちらも取り逃がしてしまう。
後日、鎌倉を訪問したキョーダインをボーガンの命令で襲撃するものの、大枝を振り回すスカイゼルに翻弄され、背中の磁石が外れてしまう。しかし、キョーダインが海堂博士に呼び出されたため、勝負はお預けとなる。背中を修理後、キョーダインと3度目の対決をするが、キョーダインの電光石火作戦に翻弄され、剣をスカイゼルに奪われた挙句、それで盾を切断されてしまう。背中の磁石で剣を奪い返したものの、キョーダインパワーを発揮したキョーダインのダブルキックを胸元に受けて爆散した。
余談
鍾乳洞で彼を襲ったロケットパンチの正体は不明。スカイゼルのスカイハンドに似ていたが、スカイゼルがハンドを飛ばした様子はなく、海堂博士が操作したと思われる。
関連タグ
宇宙鉄人キョーダイン ダダ星地球侵略ロボット軍 ダダロイド 甲冑 磁石