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CV:大宮悌二

概要編集

宇宙鉄人キョーダイン』第7・8話に登場した蝙蝠の特性を備えたダダロイドで、初の生物モチーフのダダロイドである。頭頂部に蝙蝠を模したレーダーを装備している。手は普段は皮膜と同化している。

蝙蝠なだけあってやたら逆さ吊りになる(ちなみにスカイゼルの前に初めて姿を現した時は脚が妙に伸びていた)。飛行の際は皮膜で身体を包んでロケットのごとく移動する。さらに黄金色の蝙蝠に似たスパイロボットを有している(実はこの蝙蝠にはある秘密がある)。

銀色の蝙蝠型のアクセサリーをしたバットン型リモコン受信機を所持しており、これを黒い蝙蝠に偽装して飛ばし、人間の額に貼り付けて自らの支配下に置いてしまう。ちなみにこの受信機はロボットにも通用する。なお指令を送る際は頭のレーダーが回転する(スカイゼルにバレた際は慌てて皮膜で隠した)。

戦闘時には強化形態・グレートバットンに変形する。


リモコン人間編集

レーダーバットンにバットン型リモコン受信機を額に貼られた人々。目の周りに蝙蝠型の黒い模様が現れ、「ダ!ダ!」という掛け声を出す。


劇中の活躍編集

白川エツ子の友人である岬ユミが開催したファッションショーに潜入し、彼女とファッションモデルに受信機を貼り付けて支配下に置き、受信機の実験と宣伝を行った。次に地球防衛軍兵士を始めとする人々に受信機を貼り付ける。さらにユミを操って葉山健治にも受信機を渡し(実は健治は既に受信機を入手していたが、キョーダインに反対されて手放していた)、ゴンベスの拉致にも成功し、彼にも受信機を貼り付けた。ゴンベスの失踪を受けてキョーダインが出動すると、ゴンベスとリモコン人間を操り、キョーダインを襲撃すると同時に地球防衛軍本部を襲撃する。リモコン人間になった健治が防衛軍本部に現れたという報告をキョーダインが知ると、グランゼルは本部に移動し、自身はスカイゼルと戦う。しかし、交戦中に健治達がグランゼルに保護されたという通信が黄金の蝙蝠から入り、勝負を放り出して防衛軍本部に向かう。リモコン人間の命を盾にグランゼル(グランカー状態)にも受信機を貼ろうとするが抵抗され、さらに駆け付けたスカイゼルのスカイ頭突きでレーダーが折れてしまい、リモコン人間(ゴンベス含む)は正気に戻り、仕方なく退散する。

レーダーを修復後、健治達が訪問していたテレビ局に黄金の蝙蝠を送り込み、そこで海堂博士からの連絡がテレビ局に届いたという情報を入手する。スカイゼルのスカイマシーンに黄金の蝙蝠を忍ばせ、今井浜海岸でのキョーダインと海堂博士の会合を妨害した。キョーダインとの戦いではロボ兵の頭部を改造した(というかダイナマイトを入れただけの)ロボット爆弾で彼らを倒そうとするも失敗。グレートバットンに変形して直接キョーダインに挑む。黄金の蝙蝠の補佐で何度バラバラになっても元に戻るが、3度目の復元で黄金の蝙蝠が急所である事がバレてしまい、スカイゼルのスカイハンドによって蝙蝠が握り潰されると突然苦しみ出し、「もうダメだ~!!」と叫んで爆散した。


余談編集

成井紀郎氏が手掛けたコミカライズ版ではデスギャットと共にコメディリリーフとしてレギュラー化していた。


劇中ではリモコン人間になった健治達が手榴弾を防衛軍兵士に投げつけるというショッキングなシーンがある(あれ?これってどこかで見たような...)。


健治が出演したテレビ番組のアナウンサーである桜井は二瓶正也氏が演じた。


関連タグ編集

宇宙鉄人キョーダイン ダダ星地球侵略ロボット軍 ダダロイド 蝙蝠 レーダー


蝙蝠男コウモルジンカセットゴウモル:同じく人間を傀儡にした蝙蝠モチーフの怪人。

ダークウイングロイミュード(バット型):同じく強化変身する蝙蝠のキャラ。

コウモリ怪人:中の人が同じ蝙蝠モチーフの怪人。

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