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CV:沢りつお

概要

宇宙鉄人キョーダイン』第13話「どうして?!ダダ星人は団地がお好き」・14話「大ピンチ!不滅要塞からの脱出」に登場した大砲の特性を備えたダダロイド。大砲を模した全身をしており、両手は車輪になっている。砲口には星形の高感度レーダーがある。鳴き声は「ホーン」。

胴体に装備された砲弾を頭頂部の砲口に込める事で砲撃が可能となる。ただし、両手の都合上、砲弾の準備はロボ兵が行う。なお砲弾は4発まで装備可能で、砲身は2段階で伸長する(尤も劇中では4発以上撃っていたが)。接近戦では砲身を使ったヘッドバットを得意とし、手の車輪は巧みに回す事でパンチを無効化する。他にも、車輪を回転させて猛風を発生させる「車輪回し」という技を持つ。また臀部には推進装置があり、飛行も可能。さらに玩具の大砲に擬態する能力も持つ。

X物質を利用した新武器に対抗すべく、鬼の森団地の住人を拉致してロボ兵を(持ち物を含めて)彼らに偽装し、入れ替わっていない人間と生活をさせて迂闊な攻撃を出来なくさせる「不滅要塞計画」を目論んだ。

劇中の活躍

ドライブ中だった鬼の森団地に住む粟崎一家を砲撃して彼らを拉致し、キョーダインが駆け付けると工事現場の発破と見せかけて彼らを一旦退却させる。だが、一人娘のユミが持っていた人形の頭部をスカイゼルが回収し、さらに彼女が葉山健治の幼馴染で、人形も白川エツ子が作った誕生日プレゼントだったため、キョーダイン一行に怪しまれる。偽者のユミが人形を持っていた事で一度は騙せたものの、本物の人形には健治のお古のハンカチが入っていたため、キョーダインは人形が落ちていた石切り場に向かう。だが、タイホーンはそれを予測しており、車の残骸を見つけたキョーダインを砲撃し、彼らを撤退させる。

その後、ゴンベスが製作した透視双眼鏡によって粟崎一家を始めとする団地の住人がロボ兵100人近くと入れ替わっている事がバレてしまい、潜入していたエツ子と細田軍曹を偽粟崎一家に拉致させ、ドライブと称して二人を石切り場まで連れ出し、一旦解放させて彼らに砲撃を加えるという卑劣な攻撃を行う。だが、キョーダインが駆け付け、彼らを取り逃がしてしまう。砲撃と車輪でキョーダインを翻弄するが、スカイミサイルとグランカーに変形した二人の攻撃で形勢逆転されてしまい、悔しがりながら退散する。

その後、同じ鬼の森団地に住む山崎大造が息子の勝己のために買ってきた玩具の大砲に化け、まんまと団地に侵入する。玩具のまま大造に砲撃を加え、山崎一家の住む部屋を占領する。だが、勝己が健治の友人だったために、健治からの電話に応じた勝己がSOSを出してしまう。キョーダインの接近を感知すると彼らに砲撃を加え、さらにどさくさに紛れて脱走を始めた団地の住人にも砲撃を加える。仕方なく撤退したキョーダインに対して「射撃訓練」と称して無差別砲撃をする様子を見せつけ、まんまとキョーダインを拘束する。だが、健治が磁力ビーム発射装置でレーダーを故障させてしまい、その隙にキョーダインはキョーダインパワーを発揮してしまい、解放されてしまう。団地を脱出するものの、スカイジェットとグランミサイルに捕まり、地面に落とされてバラバラになってしまう。だが、あらかじめ強化を施していたためすぐに修復し、車輪回しの猛風で二人を地上に誘い込む。しかし、故障したレーダーでは砲撃が覚束なくなり、接近戦でキョーダインに挑む。スカイミサイルとグランカーに変形した彼らに翻弄され、最後はスカイミサイルのサブミサイルを砲口に入れられ、そのまま体当たりされてバラバラになり、修復できないまま爆散した。

余談

彼が狙った団地の住人は健治の関係者ばかりであり、健治と無関係な人が住む団地であれば計画がキョーダインに露呈しなかった可能性がある。

エツ子がユミにプレゼントした人形になぜ健治のハンカチが入っていたのかは不明。

粟崎一家はOPクレジットでは「林田」と表記されていた。また勝己も第14話では「勝也」と表記されていた。

第13・14話には丸井大佐は登場しない。その代わり、第13話では作業着を纏ったキョーダイン(しかも頭部はそのまま)というなかなかシュールなシーンが見られる。

関連タグ

宇宙鉄人キョーダイン ダダ星地球侵略ロボット軍 ダダロイド 大砲

タイホウマン:同じく大砲モチーフのロボット怪人。こちらもミサイルで倒された。登場回を今回と同じ上原正三氏が手掛けたという共通点もある。

フック星人:同じく団地を拠点に地球侵略を目論んだ敵キャラ。こちらも上原氏が手掛けた話に登場した。

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