概要
CV:入絵加奈子
一族復興のためにデュエリストとなったが、戦う姿勢は非常に卑怯なもので、デッキを盗みみるなどあらゆる手段を使って戦いを挑んできた。
普段は妖艶な美女だが、本性を現すと凶悪な表情になる。
使用するデッキはヴァンパイアを主軸としたデッキであり、エースカードは「ヴァンパイアジェネシス」。
最後は特殊な力の代償として「幻魔の扉」に飲み込まれてしまう。
カミューラのその後の消息については作中における描写が無く詳細は不明ながらも、幻魔を操るセブンスターズの首魁にしてデュエルアカデミアの理事長でもある影丸が十代に倒された際には、幻魔に吸収されていたデュエルモンスターズの精霊が全て解放されていることから、「幻魔の扉」を通じて幻魔に魂を取り込まれていたカミューラもまた、精霊たちと同様「幻魔の扉」及び「三幻魔」から解放されていることが確定的となっており、消滅した彼女の肉体についても、影丸が十代を彼の肉体ごと吸収しようとする旨の発言を吐露していたことから、彼女自身の魂と同じく幻魔に取り込まれていたものと思われ、魂共々幻魔より解放され、現世へと無事生還しているらしいことを示し補完する形となっている。
ヴァンパイア一族に誇りを持ち大切に思う作中の回想から、カミューラ自身は悪人ではなく、高飛車な性格ながら寧ろ家族や仲間思いの女性であるとみられ、人間からの差別を受けた中世ヨーロッパ時代と同時期に一族を虐殺された折、親族と見られる少年を殺されたこと等が原因で彼女の心に芽生えた人間種族への憎しみと一族再興という願いを影丸に利用されてしまった「ヴァンパイア一族を蔑視し虐殺していた中世ヨーロッパ当時の人間たち」「心を入れ替える前の他者を犠牲にして自己本位の欲望を叶えようとする悪人だった影丸」といった、人間から危害を加えられた被害者という面もある。
彼女とのデュエルで流れたBGM(通称「カミューラのテーマ」)はファンからも非常に人気のあるBGMであるが、何故かサントラに収録されていない。
ちなみに中の人である入絵加奈子は後に登場するヨハン・アンデルセンも演じている。
その折でタッグフォース3では偶然にもアカデミアでヨハンと遭遇し、互いに「何か他人の気がしない」とウマが合う様子が見られた。