カラ松マジ天使
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からまつまじてんし
「○○マジ天使」型の感想タグの一つ。アニメ「おそ松さん」のキャラクター、カラ松を称賛して二次創作につけられるタグ。
おそ松さんの登場キャラクター、カラ松が可愛すぎて天使な作品、または優しすぎて天使な作品につけられるダグ。
かっこつけでイタイがビビリで泣き虫、手を出されるとすぐ涙目になるギャップ萌えがファンにはたまらないとか。
また優しい一面も持っており、あまり人に対して怒ったり、何かされてやり返したりひどい目に遭わせようと行動することは少ない(ないわけではないが)。
自分にきつく当たる一松が酔いつぶれた時も背負ってやったり、
トド松の言葉の矢で滅多刺しにされた十四松を自分より先に矢を抜いてやったり、
疲れ切ったチビ太をひとり気に掛けたりなど。
更に16話Bパートでは、ピンチに陥った一松を助けようとした彼の優しさからまさかの神に昇格していた。
その優しさもカラ松ガールズ(またカラ松ボーイズ)のツボを刺激するようだ。
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残念ながら、この船の定員は七柱までです。
それ以上の乗船は出来ません。 あけましておめでとうございます‼ 昨年は大変お世話になりました!今年もどうぞよろしくお願い致します!! 今年最初の話は皆大好き(?)事変ものです!ゲルゲ(?)とカラ松くんのほのぼのハートフル(?)ストーリー。←(?)多いな‼︎ ※通常の六つ子達と、派生が同時に存在 ※次男以外の兄弟に厳しめ ※そういや、ゲルゲ書いたことないかなぁーと ※ゲルゲで童貞ゴッドになるのなら、別の神様になる可能性も無きにしも非ず…などと意味不明な考えに至った結果がこちらになります←お前は何を言ってるんだ ※一応めでたいお正月(遅すぎ)に因んだ話 ※その反面、後味悪い話 ※7歳児にしたのは意味は違うけど「七つまでは神のうち」から。 ※お察しの通り、某風の谷の姫姉さまを、思いっきり意識してます(笑) ※姫さまを思い浮かべてくださった方、握手しましょ〜‼︎ ※ってことで、某風の谷の姫さまなカラ松くんと、ゲルゲのお食事事情をちょこっと追記しました‼︎ ※ジブリ映画で1番好きなんだよなぁ…何回観たか…(遠い目) ※捏造多数・なんでも許せる方向け ※ご注意ください! 映画情報で脳内大パニックになってます!問題児組が大問題児組なんですけどおおおお!!?? カラ松くんは今も昔も可愛い(可愛い) 下記は本編一読後を推奨します。 「明日、カラ松に謝ろうぜ」 おそ松の一言に、気まずげに顔を見合わせたチョロ松・一松・十四松・トド松は、揃って大きく頷く。 最近の次男に対する自分の行いをやり過ぎたと、彼らは反省していた。 数日前、おそ松と一松がホモ疑惑でカラ松をからかうのを、他の面々も一緒になって次男を揶揄っていた。 今までゲルゲ達にばかり次男が構っていたので、その反動故の行為だったが、流石に酷い仕打ちだろう。 今もまた、カラ松だけをホモ疑惑だからといって別室に隔離している彼らは、長男の一言を待ち望んでいたかのように、承諾を返した。 いつも恥ずかしくて素直になれず、意地悪してしまうので、今回のホモ疑惑の騒動でも誰もカラ松を庇おうとせず、むしろ避けたり、からかったりしたけれども。 無碍に扱われたり、ヒエラルキー最低なのにもかかわらず、優しくて穏やかで何でも頼み事を引き受けてくれる次男が五人は好きだった。 だから明日からは、おそ松と一松の騒動など無かったかのように次男への態度を改めよう。 そう決意を胸に布団に入った五人は、まさか、隔離されたカラ松が家を抜け出してゲルゲ達がいる茂みに向かっているなど、夢にも思っていなかった。 やがて、夜も更けた頃に、急に空が明るくなって、おそ松達は眩しさに眼を瞬かせた。 窓から射し込む光に、もう朝だろうか、とカーテンを開ける。 天を仰いだ瞬間、五人は口をあんぐりさせた。 目の前で浮かぶ宝船。 絢爛豪華な輝く船が屋根の上に鎮座している。 重さを感じさせないほど、ふわりと浮かぶ船には、自分そっくりな顔つきの存在が乗り込んでいた。 彼らの出で立ちは、まるで七福神のようで、神々しい光を放っている。 その内のカラ松そっくりな神様が腕に抱いている小さな子どもに、五人は眼を留めた。 「「「「「か、カラ松(にーさん)…!!??」」」」」 直観でわかる。 どれだけ幼くなろうと、縮んでいようと、若返っていようと、あの幼児が自分の兄弟の次男である事を悟ったおそ松・チョロ松・一松・十四松・トド松は、船に乗る自分そっくりな神を睨み据える。 五人の鋭い視線を受けても怯む事なく、宝船に乗る神の一柱が大きな箱をどさりとおそ松達の前に投げ捨てた。 その中から飛び出してきたのは大金に輝く大判小判。 『だいたいこれぐらいで百万円にはなるでしょ』 明らかに百万円より多いお金を無造作に投げた、四男に似た神の【大黒天】は、唖然と見上げる一松を鼻で嗤った。 そのまま、ふわり、屋根から離れてゆく宝船に向かって、五人は慌てて屋根の上によじ登る。 月光降り注ぐ宝船がキラキラ輝きながら、飛び去ろうとするのを食い止めようと、おそ松は屋根を強く蹴った。縁にしがみつく。 「うちの次男を返せよ…!!」 『悪いな。もううちの大事な神様なんだよ』 長男に似た七福神の一柱──【毘沙門天】は船べりに片足を掛け、おそ松を見下ろした。直後、己の周りにいくつもの三叉戟を発現させる。 輝く三叉戟が、船にしがみつくおそ松の手を強かに打った。 「ぐっ」「ぐぇ」「…っ」「うぐ」「いったぁ」 落下してきたおそ松の下敷きになった、チョロ松・一松・十四松・トド松が呻き声を上げる。 宝船から眼下を俯瞰する七福神は『定員オーバーだよ』と口を揃えて言い放った。 『七福神は七柱いてこそ、七福神と呼ばれるのさ』 だからカラ松は幼い神様として立派に育ててみせる、と威厳と神々しい光を放ちながら、宣言する七福神に、五人は「「「「「ふざけんなっ」」」」」と声を荒立てる。 何度も名を呼ぶものの、一向に眼を覚ます気配のないカラ松に、おそ松・チョロ松・一松・十四松・トド松の顔から血の気が徐々に引いてゆく。 ぴょんぴょん跳ねて船に乗り込もうと試みても、宝船はぐんぐん空高く飛んでいってしまう。 なすすべなく、宝船を見送ったおそ松・チョロ松・一松・十四松・トド松。 気が付くと布団の中にいた彼らは、眼を覚ました瞬間、お互いに顔を見合わせた。 窓から射し込む太陽の光の中、わざと明るい声をあげる。 「な、なんか縁起の良い夢、見ちまった」 「お、おそ松兄さんも?ぼ、僕も七福神見ちゃったよ」 「……なんか、悪夢を見た気がする……」 「宝船も七福神も大判小判も出てきたねっ!」 「お、遅い初夢だよねっ!!」 力無く、はははは…とかわいた笑いを浮かべた後、一斉に布団を蹴飛ばす。 勢いよく階段を下りて、彼らはカラ松が寝ているはずの部屋を思いっきり開け放った。 「「「「「カラ松(にーさん)!!!!!?????」」」」」 五人の視線の先。 カラ松が寝ているはずの布団の上には、次男の姿は跡形も無かった。 代わりに、大きな大きな宝箱がどんっと鎮座していた。 愕然と立ち竦むおそ松・チョロ松・一松・十四松・トド松の前で、箱からこぼれ落ちた黄金に輝く大判小判が大きな雪崩をあげて、もぬけの殻と化した布団に降り注いでゆく。 財宝の山を前に、五人はへなへなと力なく崩れ落ちた。 縁起の良い夢じゃなかった。 この後、七福神による幼な神のカラ松を育てるほのぼの神様生活が始まる。 ほのぼの神様生活編はこちら⇒幼な神カラ松くんのほのぼの神さま生活!!https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11420361 こんな感じで好き勝手に書いてるヤツですが、2019年もどうぞよろしくお願いします!!13,303文字pixiv小説作品 - 担任次男
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