概要
神父の姿をしたカラ松を指し、それを描いた作品に付けられるタグ。
あくまでタグとしての呼び名なので、実際の呼び名は様々。
もともとは、デリバリーコントで泉の女神を演じた三男チョロ松、漫画的表現で悪魔姿を披露した長男おそ松(→デビおそ)という、人外かつ神霊的なパラレル・パロディ(仮装)に続き、連想ゲーム的にファンの間で派生した次男カラ松の姿。
発祥元はおそらくTwitter。つまり、完全な二次創作だった(下項目参照)
そのため、描かれる神父としての姿は共通しておらず、書き手それぞれのイメージが反映されている。大体にして、青か黒のカソック(キャソック)やストラを身にまとい、十字架や聖書を携えた敬虔(?)な信者として描かれることが多い。また、神父は神父でも、どこぞの代行者のような除霊(物理)を行うエクソシスト……いわゆる「戦う神父」として描かれることも。サングラスが似合う痛神父も見受けられる。
グッズで登場
あくまでも二次創作、非公式の存在であった「神父姿のカラ松」だが、2016年8月にグッズ「にいてんごむっ! おそ松さん そのに」にて、カラ松のラバーキーホルダー「神父Ver.」が発売された(※)。
こちらのデザインは、大きなボタンが3つ付いた黒のカソックに、松マークがある青いストラ、青のベレー帽(カロッタ)、白手袋を身につけており、松マークが刻まれた金色の手鏡を持った姿。背景には松マークのステンドグラスらしき丸い模様がある。
※グッズというものは、各グッズ制作会社が「こういうものを作りたい」と申請を出し、ロイヤリティ(使用料)を契約して流通の許可を貰い、製造・販売がなされる(許諾品)。
その為、アニメで放送されたものや製作委員会・ぴえろ主催に行われたものとは異なり、必ずしも「公式」で採用された設定とも言い切れない。
何を「公式」とするかは書き手のこだわり次第であるが、厳密なところでは公式設定と公式許諾品の違いに注意。
ゲームでも登場
2017年10月に「へそくりウォーズ」に登場した天使キラーの六つ子は悪魔とのハーフという設定だが聖職者のような黒い衣服に身を包んでいる。
2018年6月には「たび松」に神父松という六つ子の着替えが登場した。結婚式用に白い祭服を着て、カラ松は杖を持っている。
「にゅ~パズ松さん」では2018年10月に「Trick or Trick!?」のチョロ松と一緒に、神父らしきカラ松も登場した。黒地に青い十字架の模様が入ったカソックを着ている。
このシリーズの絵は、魔物の六つ子がハロウィンの準備をしているが、エクソシストの六つ子に乱入されて、魔法陣に封じられるという展開になっている。
ちなみにカラ松(カラキュバス。たぶんインキュバス)には一松の邪魔が入る。
そしてチョロ松(チョロゴイル。たぶんガーゴイル)の邪魔をするのはカラ松で、これが神父の服装をしている。
別名・表記ゆれ
関連タグ
BL松のCP表記: