概要
ゼ・バルマリィ帝国で開発された念動力感知増幅装置。
人間の持つ深層脳波「テレキネシスαパルス」を受信し、増幅させて機体に反映させる脳波コントロールシステムであり、機体の操作や運動制御の補助に用いることで高い機動力を発揮できるようになるほか、念動フィールドと呼ばれる力場を発生させて防御したり、念動力をエネルギーとして発射することが可能。
基本的な仕様はケンゾウ・コバヤシが開発したT-LINKシステムと同質であるが、T-LINKシステムと違ってパイロットの安全性を考慮していない設計になっているためかリミッターが存在せず、ウラヌス・システムのように常に限界を超えて念動力を引き出すシステムになっている。そのため、機体やパイロットの脳には激しい負担がかかり、最悪の場合は念動力の暴走や精神の崩壊、機体の損壊を招く危険もある。
念動力を持つパイロットが非常に少ないため、カルケリア・パルス・ティルゲムを搭載した機体は限られている。