カンナ(ここたま)
かんな
CV:藤田咲
『かみさまみならい ヒミツのここたま』に登場するここたま。
とある町の公園に建てられている時計から生まれた「とけいのかみさま」。
「今やるべき事を知らせる魔法」を操り、呪文は「じかんチクタク ポーンポーン!」。
性別は女子(たまごパンツの切れ目が波線型)。
なお、本名は不明。
頭に花の形をした飾りを二つ着けており、ツインテールのような髪型となっている。
瞳はワインレッドに似た色で、菱形のハイライトが輝いている。
たまごパンツのフロント部分に「一人前ここたま」の証であるメダルを着けており、パンツのマークは3時を指している時計で、尻尾も同じく時計の形である。
また、語尾には「~ポン」と付けて話す。
初登場は第127話の新シリーズから。
長年のここたま活動の努力が実った結果「一人前ここたま」として認定され、メダルと一人前パンツを授与されたがパンツを人間界に落としてしまい、落ちたパンツを探す過程でラキたま達と出会った。
当初は一人前としてのプライドからか、人間にうっかり見つかって契約する事となってしまったドジなここたまとしてラキたま達を見下す態度を取り、彼らにパンツ探しを手伝ってもらっても「1人で探す」と言って拒んでいたが、ここたま同士で助け合う事が大切だと彼らに諭され次第に打ち解けていった。
それからはパンツが見つかるまでの間、こころが作った「お泊りハウス」で居候させてもらう事となった。
その後、第138話でパンツは拾った本人からしっかりと返してもらい、無事に正式な「一人前ここたま」になる事ができたようである。
真面目な性格で、公園に訪れた人達に時間を知らせる事はもちろん、他にも公園内の清掃や人間の悩みを解決する手伝いを行っていた頑張り屋でもある。
「とけいのかみさま」故に時間には非常にうるさく、カンナにとっての「昼」の定義は「12時00分00秒」の瞬間で、1秒でも前後にずれるとその瞬間は「昼」ではないと否定したり、定刻までの残り時間を秒単位で伝えたりと、彼女の教育を担当しているしっかり者のたまシャインも呆れるほどの正確さである。
また、毎日決まった時刻になると儀式の際中であっても猫に襲われる瞬間であっても、パンツから太鼓とバチを取り出して時報として叩く。
このきっちりとした習慣が裏目に出てしまい、前述の一人前パンツを落とす結果となってしまった。
他にも、仙グウェイの操縦が苦手でいつも明後日の方向へ暴走してしまうが、第137話で克服した。
「今やるべき事を知らせる魔法」を扱い、自分が今何をするべきなのかを相手に思案させる事ができる。
ビビットが扱う「大切な事を思い出させる魔法」と似ているが、こちらは「今この瞬間」という、より「時間の概念」に主軸を置いた魔法となっている。