CV:五王四郎
概要
ルーシィ・ハートフィリアが「妖精の尻尾」に加入して間もない頃に依頼を出した人物。
依頼の内容は「悪徳貴族エバルーが所有する本『DAY・BREAK』の奪取および破棄」で報酬は200000ジュエル→2000000ジュエル。
その本は彼の父である小説家ケム・ザレオン(本名:ゼクア・メロン)がエバルーに執筆を強要された駄作であり、依頼の理由も父の作家としての名誉を守るためだった。
エバルーが逮捕され本の奪取が完了した後は自らの手で破棄しようとしたが、ルーシィに止められる。
ケム・ザレオンは元魔導士であり、『DAY・BREAK』には彼の魔法が込められていた。
本の真の名は『DEAR・KABY』。すなわち息子であるカービィだけのために創り上げた最高傑作だったのである。
その後は本を大事にしながら元の家へ帰り妻と暮らしている。
なお、依頼時は富裕層を装っていたが実際は質素な生活をしており、ナツ達を招いた家も見栄を張るために知人から借りたらしい。
このため報酬の額は少なかったものの、ルーシィは新たにバルゴと契約を結んだ。
また、元が貧乏な為に高額な報酬もどこから出すのか…?