概要
『真・女神転生Ⅱ』に登場する、弱肉強食の世を悪魔と共存することにより生き抜こうとする、それぞれが匿名性のある仮面をかぶったガイアーズ(ガイア教徒)の一員で、漢字表記は児雷也。
『真Ⅱ』の舞台であるTOKYOミレニアムは、LAWに偏った思想のメシア教によって支配されているディストピアであり、ガイア教徒は反体制のテロリストとして(物理的にも)地下に潜り活動している。
そんなガイアーズの中でも戦闘員的な位置づけメンバーで、序盤のホーリータウンや各エリアを繋ぐ通路に出現する雑魚である。
外見は能面に長髪のドロンと消えるアニメーションが特徴的の忍者で、江戸時代の読本や歌舞伎、講談などに登場する、伝説の忍者・児雷也にあやかりこの名を名乗っているのだが名前負けであるのは否めない。
ちなみに一作目『真・女神転生』の同組織の忍者・ガイア教徒アサシンは種族最高位の敵だったので、その忍術を構成員に普及させ一般化した結果、弱体化してしまったようである。
しかし、「かいてんぎり」「とびげり」「ぼさつしょう」「らいていげり」「だるまがえし」と各種体術スキルに優れているので、主人公がメシア教の指示の下動いている序盤は非常に靡きにくいが、仲魔にできればマグネタイトの消費が0なのも相俟って攻略に役立てることができる。
またガイア教徒などの人間タイプの仲魔(便宜上こう称する)は、三身合体の素材にすると自身のレベル以上の悪魔を生成でき(余談だがバグ技であるのだという)、さらにスキル継承も可能なので上手に活用できればさらに攻略が楽になる。(人間を素材にする心理的抵抗が無ければの話しだが。なお更に余談だが合体の結果別の人間タイプの仲魔が生まれる事も)
なお世界観に直結する集団出身ゆえに、今作のみの登場悪魔であったが、この名は『ペルソナ4』の花村陽介の初期ペルソナジライヤとして抜擢され、こちらは蝦蟇を召喚するという設定から姿が決定されている。