……これは夢……だったのか……
悪い夢……いや……いい夢……だった
概要
主人公であるヒーローの夢の中で登場。その時は悪魔に踏みつけられていた。吉祥寺の商店街でオザワ率いるチンピラにリンチを受けていた所をヒーローとロウヒーローに助けられ夢で知った二人だと分かってパーティに加わる。新宿でレジスタンスのリーダー、ヒロインに出会い彼女を救出した後「オザワ一味の壊滅」に助力する為、パーティを離脱。
しかし大破壊が起き金剛神界へ飛ばされそこでヒーロー、ロウヒーローと再会し、金剛神界脱出後は大破壊から30年過ぎたの東京を駆け巡る。
30年後の新宿がオザワの支配下にある事を知り乗り込むが敗北。
彼に勝つ為、更なる強さを求め人を捨てて悪魔と合体する道を選んでしまう事になった。
オザワとの決着をつけ自信をつけたのか、あるいは悪魔合体の影響で精神が大きく変調してしまったのか、ヒーローの甘いやり方に不満を持ち離脱。
その後、巨大な力であるガイア教に利用されてしまう事になり、常に力を求め悪魔と戦い、悪魔を利用しガイア教の中でのし上がっていく。
その一方で、捕まったヒーローを助けたり、最終決戦前にはパートナーがいたりと、自分のやり方で大破壊後の世界を強かに生きていった。
ロウヒーローとは常に対の存在として描かれる。
人物像
ヒーローやロウヒーローとは違い、母親とは幼い頃に死別。酒浸りの父親に児童虐待を受け育てられたと家庭環境が非常に悪かった事から、協調性がない人格を形成してしまう事になった。
それ故に、誰にも負けない大きな力を求めている一方で、傷つけたり、傷つけられたりする関係に陥りやすく、敵も作りやすく難点も多いのだが、ヒーローの母親が死んだ時は気を使ったり、捕まった彼を助けたりと不器用な人間性の持ち主でもある。
また、困難の壁に突き当たってしまうと、努力しようとせず、安易な手段に走って解決しようとする傾向もあり、金剛神界に迷っていた際も、再会したヒーローにすぐさま助けを求めている。そしてその結果、ロウヒーローからの忠告にも耳を貸さず、悪魔合体という引き返す事の許されない道を選んでしまっている。
大破壊後の世界で生き抜いていった彼だが力を求め続けた結果、より巨大な力の前に倒れる。
最後はヒーローへの憧れを言葉にし、彼の友人としてその生涯を終える事になった。
余談
終盤で「りえ」というパートナーを持ったが正体からして、もしかしたら彼の監視役だったのかも知れない。
ファンからの愛称は「ワルオ」。
プロファイル版では「タケシ」、攻略ノベル版では「テツオ」という名前が設定されている。
『真・女神転生if...』ではガーディアンの一体として登場。
関連イラスト
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サイダブラー…悪魔合体のシーンは、これのエピソードが元ネタであろうことは想像に難くない。