ガンタンク(サンダーボルト)
がんたんく
地球連邦軍が設計・開発した量産型機動兵器。 ジムよりも先に開発されたものだが、その外見は さながら【強化された戦車】。
コクピットは上半身の頭部にあり前部シートに砲手、後部シートに車長が搭乗する複座型で運用される。
車体に装備された4基の履帯で悪路を走破、安定性の高さを最大限に活かし高火力武器で相手MSを撃破する。
装備の一部を変更することで、ア・バオア・クー級の小惑星であれば低重力下でも活動が可能である。
『砂鼠ショーン』では強盗に成り下がった連邦軍部隊『砂漠の鷹旅団』が2機保有していた。
第三部では、ビーハイヴⅡの主砲として活躍させるために上半身を改造し艦体の上をレール移動できるように改造が施された。 地上とは違って、誤差修正の必要がなくロックオン直後に発砲することが可能なのも特徴。
大口径砲による艦砲の役割を初め、腕部に装備された4連機関砲による対空攻撃も担っている。
- 姿勢制御用ユニット：低重力下で活動する際に装備されるユニット。6連装ミサイルポッドと交換する必要がある。
- 兵員輸送スペース：車体前部に設けられた歩兵輸送用スペース。最大で20人の歩兵を乗せることが可能で、作戦指揮車両としても発揮できる。
- ドーザー・ブレード：車体前部に装備する突撃用装備で隔壁突破にも用いられる。
- コアブロックシステム：胴体部に設けられた緊急脱出装置。
太田垣氏は、1stのガンタンクを観た当初『腰が高くてゆっくりと動くってのは、戦車というより移動砲台に近いよなぁ・・・』と考えていた。 しかし、最近のアニメーション作品では【速く移動するガンタンク】が描かれていたため 自身も『【現用戦車に近いガンタンク】のデザインを目指しました』と語っている。
しかし、アレンジをしすぎてしまうと【ガンタンクらしさ】がなくなってしまうので、【ガンタンクらしさを残しつつアレンジをする】という方針でデザインを施し、ロトやガンタンクR-44に近いものに仕上がった。 ※氏曰く『格好よくし過ぎるとガンタンクらしさが無くなってしまうので、【ガンタンクらしい部分】を残しながらデザインしようと試みた』とのこと
腕部も従来のMSと同じくマニピュレーターに変更し手持ち武器を装備できるようになっている他、外側に4連機関砲を装備させている。
