ガートルードのレシピ
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がーとるーとのれしぴ
『ガートルードのレシピ』とは、LaLa DXにて2000年から2001年7月号まで連載されたのち、2001年8月号よりLaLaに移籍後2003年まで掲載されていた草川為による少女漫画。全5巻。
『ガートルードのレシピ』とは、LaLa DXにて2000年から2001年7月号まで連載されたのち、2001年8月号よりLaLaに移籍後2003年まで掲載されていた草川為による少女漫画。全5巻。
最終巻は主に番外編の読切が中心となっている。プッペン&マリオットが中心に活躍している話もある。
様々な悪魔の身体の一部(パーツ)を繋ぎ合わせて作られた人造悪魔の少年ガートルードは、自分の製法を記した『ガートルードのレシピ』を探していた。 身体を取り戻そうと襲ってくる悪魔(プッペン&マリオット)に追われて辿り着いた廃屋で、ガートルードは女子高生・佐原漱(さはらすすぎ)と出会う。やがて、ガートルートはレシピがサハラの骨に記されていると知り…。
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昔作ったのが出てきたのであげます。古い作品なんですけどね。 12/23 追記 閲覧評価ブクマコメありがとうございます!そんな風におっしゃっていただけてうれしいです!1,956文字pixiv小説作品- Kus
夢も一場の人生
ガートルード&サハラ。 本編最終回より数年後。 人間社会に溶け込んで暮らしてゆくガートルードと仲間たちの賑やかな日々。 「百年ノ恋」(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5745588)後日談。 表題は、グリルパルツァーの童話劇『Der Traum, ein Leben』(1834年)の邦訳。 *** 【後記】 欧州出身の所為なのか、彼らのキスシーンは、ベタベタした甘ったるさを感じさせないのが良い。 何というか、手を繋ぐような自然さで唇も触れ合わせるというふうに、日常の光景の中にラブシーンも溶け込んでいる気がします。 今回の短編は、日本に居を構えたガートルードたちの生活形態ってどうなったのかなぁと、ふと思いついたのが発端でした。(+英国旅行の後日談) 人間とは生態が違うとはいえ、あのまま人間社会に溶け込んで暮らしていくならば、生活様式に合わせる必要のある場面も出てくるわけで。 本来は睡眠も気儘で不規則なのに漱に合わせているとか、食物も要らないのに楽しいから食事もしているとか、コミックスに裏話もあったし。 何より、彼らの庶民っぷりというか、人間生活への馴染みっぷりがね。 ヨーロッパ育ちの悪魔三人が、漱と一緒に、慣れた仕草でお箸を使って和食を食べていることに、全く違和感がないのが却って変。(笑) 人間と同様の生活資金が要るのかはわからないし、(博識屋みたいに)悪魔業界で流通している取引があるのかもしれませんが、人に交じって暮らす悪魔の事例(番外編)もあるので、路線としてはアリということで、お店を営むことになった彼らのお話です。 (そもそも、あの土地と屋敷の権利はどうなってるんだという気もしますが・笑。) 当初は、世帯主のガートルードが単独で稼ぐ方向も考えたのだけれど、せっかくの大所帯なのだし、皆で仲良くワイワイ楽しみながら暮らしていってほしいので、こんな形になりました。 100年分の孤独と戦いとの引き換えに、最後の執着と拠り所(=漱)を手に入れたガートルードは、苦労した分、うんと楽しく幸せに漱たちと過ごしてもらいたい。 ちなみに、クロードも偶に訪れては、ガートルードが淹れたお茶を飲んでいくという裏設定もあり。 尚、お店のイメージとしては、伊豆高原駅近くの「人形の美術館 それいゆ」を連想しています。 木立に囲まれた洋館風の美術館で、創作人形作家・中島萬理氏の作品が展示され、魔女や妖精の他、多種多様な人形やぬいぐるみを楽しめて、ミュージアムグッズも買える。 付設のティールームは優雅なアール・ヌーヴォー調で、クリムトやエルテの絵画や人形に囲まれながら、洒落たカップで美味な紅茶や珈琲をいただけます。 尚、グリルパルツァーの童話劇の訳は、他にも《人の世は夢》《夢は人生》等がありますが、ここでは表題のものを採りました。 [改訂:2013.03.05.] [初出:2012.06.24.]2,677文字pixiv小説作品 140文字まとめ「ガートルードのレシピ」
ツイッター140文字の挑戦。「ガートルードのレシピ」のまとめです(2010~2012年2月分)。思ったより書いていなかったことにびっくり。709文字pixiv小説作品君を飾る花を咲かそう
「ガートルードのレシピ」&「A.P.H.」コラボ。 クロスオーバーが苦手な方は回避願います。 ガーサハ、朝菊前提。 「夢も一場の人生」(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5779595)後日談。 表題はGAR■ET C■OWの同名曲より。 或る冬晴れの日。 人造悪魔、祖国と出逢う。 *** 【後記】 菊さん女の子ver.の朝菊も大好きなのですが、英国出身の男の子と日本人の女の子のカップルというと、朝菊よりも先にガーサハにハマった方が早かったので、つい混ぜてしまいました。 菊さんのお誕生日祝いに向かう途中、日本の庭先で大切に育てられているイングリッシュローズと、英国生まれの人造悪魔の少年を見掛けた朝さんのお話。 元々、人外のお友達は沢山いるし、朝さん自身も魔術を使う方なので、悪魔の一人や二人、どうってこたありません。 ただ、寿命の異なる恋人達の行く末を気にかけてくれた。 永遠に近い命を持つ者同士の労わりですかね。 朝さんにとっては、自国で生まれたものは、何であっても愛しいし、誇らしい。 そして、自国出身の者が、己の恋する相手(菊さん)の国民を、同じように愛したというのが嬉しいのでしょうね。 ちなみに、ガートルードの名前も、日本人の恋人がいることも、彼女が庭の薔薇を気に入っていることも、その花の精から聞いて知ったということで。 尚、作中の薔薇は、1986年作出のガートルード・ジェキル(Gertrude Jekyll)。 イングリッシュローズの名花で、イギリスではローズエキス抽出用の品種として認定されているとのこと。 2006年には、BBC放送の視聴者が選ぶ「英国民に最も愛されているバラ」に選出されたそうです。 [改訂:2015.09.09.] [初出:2013.02.13.]2,237文字pixiv小説作品