概要
キホウボウは、カサゴ目コチ亜目キホウボウ科に属する魚類の総称。
近縁のホウボウと同様に底生魚で、平たく海底で生活するのに相応しい体型に胸ビレが変化した筋で海底を歩くことも共通である。
しかしホウボウより深海に分布する傾向が強く、独自の特徴も多くもつ。一つは頭部が固い骨板に覆われ、全身がホウボウ以上にがっちりしていることである。骨板の一端は前方に伸び、種によって様々な形状の突起となっておりスコップのように用いて砂中の小動物を掘り当てる。更には臭いを感じ取るセンサーの役割をもつヒゲも備えていて、海底の獲物を探すことに関しては抜かりはない。
主な種類
36種ほどが含まれる。
- キホウボウ
- イソキホウボウ
- ヒゲキホウボウ
- オニキホウボウ
- ソコキホウボウ
など
関連タグ
セミホウボウ・・・こちらはホウボウとは遠縁