概要
大きさ13センチくらい。
ギンザメに似た魚だが、あのダンクルオステウスと同じ「板皮類」に属する魚なのでギンザメ(全頭類)とは別のグループ(一応軟骨魚類という共通点はあるが)。
化石はオーストラリアとドイツで発見された。
主な特徴
基本的に「頭が骨のよろいに覆われている」のが特徴的な板皮類にあって、まさかの丸腰という変わり者がこの魚。肩にあたる部分にはちょっとだけよろいがあるのだが、他の連中が見たら「軽装ってレベルじゃねーぞ!」と言いたくなることだろう。
小柄であごもあまり大きくないので、ダンクルオステウスのように手当たり次第にがっつくのではなく、海底の貝や甲殻類などを狙うスタイルだったと見られている。
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ゲムエンディナ→同じ板皮類の変わり者。こっちはほぼ全身が「よろい」に覆われていた。