概要
デボン紀の板皮類の一種。
学名の意味は「親魚」。
手のひらサイズの小型魚で、装甲で覆われたものが多かった板皮類であるが、装甲はあまり発達していなかった。丸まっこい上半身と対照的な細い下半身が特徴的。
頭には、角のような突起があった。
臍の緒のようなもので親と繋がった赤ちゃんが化石に残っており、胎生であったらしい。この「胎生」は哺乳類のものとは全く別物で、結果的に見た目や機能が似てきたようだ。(収斂進化)
一般からの知名度は低いが、この特殊な生態ゆえ古生物好きからはある程度の知名度がある種となっている。