プロフィール
概要
現ローランド帝国軍のトップにして、国王シオン・アスタールの右腕。
赤髪赤眼という外見に加え、鋼のようの引き締まった体躯が特徴。普段こそ明るく軽薄な振る舞いをしているが、他者を重んじる義理堅い熱血漢。
革命前からシオン直属の部下であり、軍内唯一のタメ口および呼び捨て。
術者としての術力は、『ローランド最高の魔術師』と呼ばれたライナと同等以上。周囲からはたびたび脳筋扱いをされるが、魔法の才能もまた非常に高い。
以前は右腕に魔法陣の赤い刺青があったが、魔眼保持者、ティーア・ルミブルに腕を喰われ、現在は《禁呪詛》によって再生された漆黒の《呪詛義手》が右腕にある。
そのことから、通り名が『黒手の死神』へと変わった。
物語当初は女好きな面も見られたが、実際はいつ戦場で死ぬかも分からないことから、特定の恋人は作らないでいた。ローランドの属国となっていたエスタブール王国が反乱を起こした際、エスタブール王国公主ノア・エンと出会う。まもなく彼女の絶体絶命の危機を救い、その後ローランドへ貴族として迎えられ、一人敵国へとやってきたノアのことを気にかけ、共に過ごしていくうちに惹かれあっていく。しかし、前述の事情により関係の進展を踏み止まっている。