人物
2875年生まれ。惑星ボォスの軍事集団国家メヨーヨ四奉開経連合朝(メヨーヨ朝廷)の第3王子にして、メヨーヨ108金剛遊撃騎士団団長。星団暦3000年代初頭を代表するメヨーヨ最強の騎士。
後に父を倒して大僧帝の座を奪い、クラーケンベール大帝となる。剣聖剣技レイダウン・ソードの使い手。
パートナーはバランシェ・ファティマのアンドロメーダ。搭乗MHはフランベルジュ・テンプル(GTMアグニム)。
好戦的な性格で敵と見なした相手に対しては苛烈で容赦が無く、戦闘ではまるで血に飢えているかのように振る舞うことから狂気的な危険人物と思われがちだが、ファティマの扱いなどは至極まともであり、素の部分は寛大で気の良い好青年である。
数多の豪族から成るメヨーヨの頂点に立つ人物だけあって洞察力や人を見る目も確か。
大帝になってからシャレのつもりで髭を生やしていた(実際は付け髭)が、3031年にワスチャ・コーダンテを気に入ってプロポーズした際、「髭が似合わない」と言われてしまったため、それ以降は外している。
また、王族ながら庶民的でラフな服装でいることを好み、大帝になってからもTシャツ・カーゴパンツという格好で町中をうろついたりしている。
ダイアモンド・ニュートラルが開発したアシュラ・テンプル(GTMホウライ)の性能が十分に高く、アシュラ・テンプルDDとして正式に主力MHに採用されてしまったため、自分専用騎としてMHフランベルジュ・テンプル(GTMアグニム)を発注し、姫沁金剛と命名している。
経緯
星団暦2992年、アシュラテンプル(ホウライ)の実地テストを行っていたイラー・ザ・ビショップの死亡によってロスト・ファティマとなっていたアナンダから機密が漏れることを防ぐために、ファティマ娼館に潜伏していたアナンダを殺害。同時に娼館関係者を皆殺しにすると共に捕らえられていたエストやパルスェットら他のファティマを解放した。
その時、娼館の擬似信号から解放するために便宜上一時的にエストのパートナーになるも黒騎士にはなっておらず、エストの意を汲んで短期間で契約を解消している。
星団暦3030年、惑星ボォスのハスハ連合王国とバッハトマ魔法帝国との間で魔導大戦が勃発すると自らMHフランベルジュ・テンプル(GTMアグニム)を駆り、メヨーヨ騎士団を率いてボォスのナカカラ王国方面に降下して参戦。若き238代目フィルモア皇帝ダイ・グも自らMHVサイレン・プロミネンス(GTMディー・ウィリーズ)を駆って戦場に現れたことを知り、時代が自分達若い世代によって動きつつあることを実感する。
星団暦3031年、メヨーヨの筆頭騎士であるクライマー・パイドルに(まぐれで)勝ったワスチャに興味を持ち、ナカカラ王国の自由都市ムンスターに滞在していた彼女に直接会いに行く。
彼女の物怖じしない態度を気に入ってプロポーズを申し込んで断られるが、居合わせた彼女の後輩であるノルガン・ジークボゥらと三人で「友達になってケンカしないことを約束」する。