CV:鈴木達央
概要
四季の『冬』を司るレジェンドブレーダーの少年。
あまりの強さに仲間が離れていってしまった過去を持ち、特定の勢力には属さず、雇い主に条件通り勝利する事を義務付けられた雇われブレーダー。
ベイスター島チャンピオンシップ決勝で同じく冬の星座をモチーフとしたブリッツユニコルノ100RSFの使い手角谷正宗と対決し、レジェンドブレーダーに覚醒した。大いなる災い側に雇われて以降は銀河達と対立するが、銀河達に敗れてベイバトルを純粋に楽しんでいた頃の自分を取り戻し、銀河達と共にネメシスに立ち向かった。
漫画版ではベイブレードを使ったアメリカの特殊部隊『ベイフォース』の一員として登場。こちらは傭兵上がりでマーシャルアーツが使えるという設定で、アニメと比べて性格は冷静で、ネメシスを倒すという目的が最初からあった為に大いなる災いに与する事はなかった。
使用ベイ
- ファントムオリオンB:D
オリオンの髪や武器を模した4Dクリアウィール『オリオン』、顔を模した4Dメタルウィール『ファントム』、ベアリングが内蔵された4Dボトム『B:D(ベアリングドライブ)』の3パーツで構成されたオリオン座のベイブレード。ファントムウィールに描かれた星とフェイスに描かれた三つ星を合わせるとオリオン座の形になったり、クリアウィールとメタルウィールを合わせるとオリオンの顔になったりと小ネタ満載である。
ヘルケルベクスBD145DSと並ぶ最強クラスのスタミナタイプのベイブレードで、ベアリングを搭載したB:Dボトムの効果により、持久時間が最長で7分にもなる本作のウルボーグ枠。軸先もWDよろしく広い上にフリー回転するため、並みのアタックタイプの攻撃では倒れにくく、初代リブラとも相性のいいパーツである。
また、ファントムウィールを変形させてアタックモードにも変化可能で近づいて来た敵をカウンターで吹っ飛ばすなど攻守にも優れる。
ちなみにバンダイ側ではハイパーヨーヨーの新型機『レジェンドクラスター』が販売されていたが、こちらもコアにベアリングが搭載されたりと2011年後半期〜2012年初頭のコロコロホビーはちょっとしたベアリングブーム(?)であった。それほどまでにベアリングは高性能パーツとして重視されていたのである。
漫画版ではステルス機の原理を基に開発されたという設定で、姿を消す能力がある。
アニメでは巨人のオーラ…ではなく、オリオン座の中心に怨霊が浮かび上がったような禍々しいオーラが浮かび上がる。『ファントムオリオン』だからだろうか?
必殺転技はオリオン座の散光星雲をモデルにした『バーナードループ』。
ちなみにスタミナタイプである為、神話では天敵だったはずの蠍座モチーフのエスコルピオシリーズには無類の強さを誇る。