クリストフ・ユストゥス・トラウゴッド・シュナイダー
くりすとふゆすとぅすとらうごっっどしゅないだー
能力
孤児院の責任者をしており、子供達の教育にあたっている。レオはその子供達の内の一人である。また、クルシェード語を習得するのに10年かかったとリーシェに話している。
過去6度の未来において
リーシェは4度目の人生で教団の人間と関わる機会があったが、彼の名前を聞くことはなかった。
本編での動向
リーシェが聖堂のバルコニーにある壁画を眺めている時に声を掛ける場面で初登場する。その時にクルシェード語や先代巫女姫について話題にあげている。「アルノルトと結婚してはならない」と彼女に忠告するが、教団の人間が近づくことを禁じていたアルノルトに追い払われてしまう。2度目に登場したときはアルノルトとリーシェの婚姻について話していたが、当人が話に入ってきたため、退散している。その後、ミリアの祭典の予行演習にて、巫女姫にはある特徴があるとリーシェに語っている。
ミリアの針子達が倒れた後は、大司教と共にお祈りに向かうミリアの付き添いをしている。しかし、帰りは大聖堂の会合のため付き添いができなかった。その時に付き添っていたレオが彼女を見失い、結果としてリーシェが毒を受けてしまった。
翌日にアルノルトが女神の塔に向かったときに、彼により気絶させられてしまう。その後、リーシェの拘束から抜け出したレオと9階に向かい、ミリアの救出に居合わせている。
真意
クルシェード教団がミリアを隠し守る派閥と殺害する派閥に分かれていることを危惧していた。彼女を殺害しようとする大司教には不信感を抱いており、彼を排除することを画策していた。
その為、大司教がミリアを排除しようとしている事実が必要であり、決定的な証拠として襲われている現場を多くの修道士に周知する必要があったとのことである。計画遂行において、ミリアの護衛としてレオを送り込み、森の罠の状況を報告させている。加えて、リーシェに武術の心得があると知り、レオに命じてアルノルトを探しに来たリーシェの足止めを図っている。ただし、祭典の時期にガルクハイン国皇太子であるアルノルトが来るのは予想外であったらしい。計画が失敗した場合、レオを罰した後、自らの命を持って女神に詫びると発言しており、これまでの人生においてはミリアを守り切ることができなかったと考えられる。
また、リーシェに「アルノルトと結婚してはならない」と言ったのは、彼の出自により、無自覚に巫女姫の血を引く子供の母親になるべきでは無いと考えたためである。