概要
孤児院出身のジョーナル公爵家に仕える使用人である。リーシェとは6度目の人生で面識がある。
プロフィール
人物
容姿
苺色の瞳に茶髪である。
性格
ツンとしており一匹狼気質である。言葉に棘があり、つっけんどんだが面倒見は良い。
経歴
本編開始前まで
シュナイダー司教が責任者を務める孤児院の出身である。ジョーナル公爵によってミリアの遊び相手として引き取られた。孤児院では、喧嘩ばかりしていたとのこと。また、ミリア曰く、公爵がいくら誘っても同じ食事の席に着くことは無かったらしい。
本編での動向
ミリアとジョーナル公爵が馬車のトラブルに見舞われた時、リーシェ達に助けを求めに来て出会った。禁足地である大神殿の森に出入りしており、苔が服に付いていたことでリーシェに脅迫された。一緒に森を探索し、彼女が罠や落とし穴、毒を見つけたことで、「皇太子妃の身代わり」と思い込んだ。
リーシェがジョーナル公爵に頼んだことで、肉につられてミリアと一緒に食事をした。その時に「向いていたから外に出された」と発言している。また、アルノルトに体を治さないうちに無茶な訓練をしていることを看破され、大神殿にいる間稽古をつけてもらう約束をする。その後、ミリアに付き添うが彼女が飛ばしたリボンを見失い、姿を見失った。その時にミリアが孤児院の場所を聞いたのを思い出している。リーシェがミリアを森に探しに行くときにアルノルトへの伝言を伝えている。その結果としてリーシェが毒を受けてしまった。翌日、アルノルトを探すリーシェと交戦するが、足止めに失敗し、拘束されてしまう。そこから抜けだし、リーシェ達がミリアを助け出したときに女神の塔にシュナイザー司教と一緒に現れた。
リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナーとの関わり
6度目の人生において男装騎士としてガルシュ国にいたときに騎士団の雑用係として働いていた。全身に治りかけの傷を抱えており、隻眼で傷口はひどく抉れている。基本的に無口でよく働く。いつも俯いていて髪は伸ばしっぱなしであった。
ガルシュ国王に貿易船の船底で見つかったのを拾われ、祭典の3ヶ月後に到着している。発見時には高熱でうなされており、「前の雇い主のところで失敗した」「罰でひどい折檻を受けて殺されると思い逃げた」と話していた。剣術の練習を眺めており、何かに怒っているような様子であったという。最期はガルクハイン国が攻め込んだ時に、命を落としている。
関連タグ
以下ネタバレ注意。アニメ勢の方はご注意ください
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「俺の敵はガルクハイン。そして、『クルシェード教団の大司教たち』だ」
実はミリアとジョーナル公爵を守るためにシュナイザー司教に送り込まれた護衛。
シュナイザー司教が責任者を務める孤児院は養成機関であり、一人前と判断され孤児院から出されている。レオにとってシュナイザー司教は父親では無く「世話になった人物」という位置づけらしい。その技術として一定の歩幅で歩いたり、普通に歩くと足音を立てないという技術を習得している。加えて、王族が身代わりを立てることがあるということも知識として知っている。最初はリーシェ達は暗殺者ではないかと考えたが、リーシェと交戦した際に上述の台詞を聞き、ミリアを守る側だと確信した。
シュナイザー司教は騒動後にリーシェやアルノルトの会談で「万一の場合はレオを罰し自らの命をもって女神に詫びていた」と発言している。リーシェの6度目の人生のレオはミリアと公爵を守り切ることができなかった場合の未来の姿である。怒っている様子だったのは、失敗したことへの後悔ではないかとリーシェは推測している。
騒動後は、アルノルトから稽古をつけてもらい、彼の護衛騎士たちに色々質問したらしい。作中で、シュナイザーに稽古をつけてもらうと発言していた。