概要
通称『26型フリゲート』と呼ばれる本級は、将来における多機能フリゲートとして開発が進められており、2017年7月20日に建造が始まっている。しかし、イギリスでの呼称は、『グローバル戦闘艦』と言われている。
ノーフォーク級フリゲートと同じステレス性の艦体を持つが、艦橋の高さが少し低くなっているほか、塔型のマスト側面の配置の変化も見られ、主砲もMk.45 mod.4 5インチ単装砲にグレードアップしている。排水量も大幅増加し、7850トンになった(実際には満載排水量の計量であり、基準排水量は不明)。これにより、ドイツ海軍のバーデン・ヴュルテンベルク級フリゲートとほぼ同じ大きさとなり、戦後に建造されたイギリスのフリゲートとして歴代最大となった。
同型艦
No | 艦名 | 工廠 | 起工 | 進水 | 竣工 | 退役 |
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一番艦 | グラスゴー | 2017/07/20 | ||||
二番艦 | カーディフ | 2019/08/14 | ||||
三番艦 | ベルファスト | |||||
四番艦 | バーミンガム | |||||
五番艦 | シェフィールド | |||||
六番艦 | ニューカッスル | |||||
七番艦 | エディンバラ | |||||
八番艦 | ロンドン |
諸元
全長 | 149m |
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全幅 | 19.3m |
満載排水量 | 7850t |
武装 |
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レーダー |
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速力 | 26ノット |
乗員 | 151名 |