概要
ドイツ海軍が計画している次期水上戦闘艦の艦級。ドイツ政府は2023年末頃から4隻調達し、2030年にさらに汎用性を高めた改良型4隻の計8隻就役する計画であったが、資材の調達困難のため6隻に減らし、それらを一括調達する意向であると言う。武器システムは前級では省いた艦隊防空能力武器システムを復活し、イージスシステムと同等のものを搭載する。夜間や全天候型のアクセスおよび追加業務に対応できるように、ペイロードが20フィートコンテナやミッションモジュールを必要としており、これは艦の設計に考慮される事項である。臨検・移乗コンポーネントは、硬式ゴムボート2隻を搭載する。
注目するべき点は排水量。現在ドイツ海軍が建造しているバーデン・ヴュルテンベルク級フリゲートの排水量は、7420トンであるのに対して、本級のスペックは未曽有の9000トン!!これは現在計画されているフリゲートとしては、世界最大である。
日本の海上自衛隊のイージス護衛艦(駆逐艦)であるこんごう型護衛艦とほぼ同じ大きさであると言えば、その巨大さが伝わるだろう。
そもそも能力的にも先進国の一級の主力駆逐艦に相当するため、完成の暁にはそもそもフリゲートとは一体…となりそうである。
諸元
全長 | ???m |
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全幅 | 20m |
基準排水量 | 7950t |
満載排水量 | 9000t |
武装 |
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レーダー |
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速力 | 不明 |
乗員 | ???名 |