Wikipedia:ネウストラシムイ級フリゲートを参照。
ソ連海軍、ロシア海軍によって建造された11540型警備艦(ヤストレブ型)のこと。NATOコードネームはネウストラシムイ級フリゲート。
主に対潜を重視し、対空や沿海域戦闘などその他の任務にも対応する汎用艦。規模や性能はフリゲートだが、ロシアでは「警護艦」に分類される。
1135型警備艦の後継と考えられていたが、設計自体は同時期の1155型大型対潜艦(ウロダイ級駆逐艦)を縮小した小型対潜艦といえる。
ネームシップ「ネウストラシムイ」はロシア語で「恐れ知らずな」で、英語のドレッドノートに当たる。
大量配備される予定だったが、ソ連崩壊により起工は3隻に止まった(3番艦は建造中止)。
「ネウストラシムイ」は対艦ミサイルを装備していなかったが、16年後に竣工した2番艦「ヤドスラフ・ムールドィ」には3M24艦対艦ミサイルが装備された。
同型艦
全艦が、カリーニングラード市のヤンターリ・ザヴォート(第820造船所)で建造されている。
No | 艦名 | 起工 | 進水 | 竣工 | 所属 |
712 | ネウストラシムイ | 1987/03/25 | 1988/05/25 | 1993/01/24 | バルト艦隊 |
727 | ヤロスラフ・ムードルイ | 1988/05/27 | 1990 | 2009/07/24 | バルト艦隊 |
トゥマン | 1983 | 1998 | 建造中止 |
関連タグ
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