概要
CV:彩瀬ゆり
魔王軍四天王の一人。
火属性を持つ竜人族の剣士で、並みの剣士では到底太刀打ち出来ない程の実力者。
魔王に対して絶対の忠誠を誓い、人間にも魔物にも不埒を許さない男顔負けの益荒男。同時に弱者を嫐ることを良しとしない騎士道精神の持ち主で、魔物が一方的に人間を襲っていた際は、魔物側を成敗するほどの気高さを持つ。
そうした性格から今作には珍しいエロ抜きのガチンコ戦闘。その為、おねだりは出来ない(出来ても困るが)。負けたら勿論辱められる。
実力では追い抜いてしまったが、剣を教わった師としてサラマンダーを敬っている。
劇中では最初に戦う事になる四天王だが、そのタイミングが故郷を旅立った次の街で早々と言うとんでもタイミング。駆け出し勇者のルカを軽く一蹴するが、彼が魔族しか知らない剣技を放った事で興味を持ち、以降冒険を経て強くなる彼の実力を測るための腕試しを挑むようになる。
得意技は自ら編み出し奥義で、火を宿し無数の乱撃を繰り出す「乱刃・気炎万丈」。
成長したルカに同様の技を繰り出されるが、下位技である「死剣・乱れ星」で相殺するほどのセンスを持つ。また竜人でありながら水属性に分類される「明鏡止水」の使い手でもある。
さらには魔王城での一騎打ちで、ルカが放った四属性の力を宿す究極奥義「カドラプル・ギガ」をコピーし、後にそれをぶつけ本番で強敵相手に放つなど、剣技だけでなく四大属性についての造詣も持ち合わせている模様。
基本的に鎧姿でいる事が多いので厳ついイメージが付きがちだが、ラフな部屋着も持ち合わせている。案外ほっそりした体つきだが、劇中でのパワフルなイメージや絵描き個々人の作風・趣向から屈強或いは豊満なスタイルで描かれることもある。
実は作中の登場人物ではアリスと共に具体的な年齢が判明している数少ないキャラ。ちなみに25歳である。
同僚であるアルマエルマのことが苦手らしいが……。
実は・・・
アルマエルマが苦手なのは、戦闘の最中彼女の指に処女を奪われたからである。
グランベリアとアルマエルマが勝負をするときは決まってアルマエルマがセクハラ攻撃をしてくる上、グランベリア自身エロ方面のことがめっぽう苦手なため相性が最悪で、二人の対決は必ずアルマエルマがセクハラの末に圧勝する。(ちなみに四十三連敗中である)
もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG
続編『ぱらどっくすRPG』では、中章からアルマエルマと同じタイミングで登場し二度戦うことがある(アリスルートだと一度)。現魔王に忠実なグランベリアとしては勝手な行動をとるアルマエルマと対立しているものの、グランベリアも自身の行いが本当に正しいのか信念が揺れ動いている模様。そのため中章時点では仲間として加入しない。
初回戦闘時はかなりのステータスの高さを誇り、普通に戦えば苦戦必至なものの、この時はアルマエルマが戦闘メンバーとして一時加入してくれるため、彼女の快楽攻撃を駆使すればそれほど苦戦はしない。
グランベリアは「正々堂々と戦えば!」と言っているが、アルマエルマはクイーンサキュバスとして「正々堂々淫技で戦っている」とも言える。
生真面目だからこそ何かとイジられやすい彼女だが、あるイベントではちょっとしたトラブルで下記の姿に……。
まじかる☆グランベリア
グランベリア「戻るには……どうしたらいい……?」
マジカルまりんちゃん「『まじかる☆グランベリア~~キャストオフ♪』って唱えるの」
あの魔剣士グランベリアは、誰もが予想もしなかった魔法少女として爆誕したのである。
……ふざけてなどいないが、以下詳しい概要。
ゴッダール東の大毒沼にて魔王自らが禁止にするほどの儀式が再び行われる事を察知したグランベリアは、儀式を阻止すべく単身で介入。その場にルカ達も居合わせた事で交戦は避けられないと思いきや、儀式はすでに阻止不可能な段階に。強引に割って入った結果、魔法パワーを一身に浴びてしまい、気が付けばファンシーなフリフリ衣装に身を包んだ魔法少女姿になっていた。
実はこの儀式、近隣の街ゴッダールでは魔導師達が力を求めて争いあったと言う魔女伝説として伝えられていたが、実態は魔法少女を生み出すための儀式だったのである。しかもその魔法少女像は8~90年代のファンシー系統ではなく、2010年以降の重苦しいタイプと言う有様。魔法パワーの根源も憎悪の念であり、魔法少女とはその呪いを背負わされた者達の総称だったのである。(ちなみに当代魔法少女であるマジカルまりんちゃんは呪いにうんざりしており、代替わりを探している始末)
グランベリア「……ま、まじかる、グランベリア……キャストオフ……」
マジカルまりんちゃん「心がこもっていなかったから、反応しなかったみたい……」
グランベリア「……まじかる☆グランベリア~~キャストオフ♪」
恥ずかしい呪文と共に元の姿には戻れたものの、深刻なダメージを負ったグランベリアは静かに魔王城へ帰還。その様子は同伴者がアリスの場合、自害を心配されるほどであった。
なおグランベリアの場合「まじかる」部分が平仮名表記であり、「マジカルまりんちゃん」はカタカナ表記かつ「☆」がないと言う(どうでもいい)差異がある。