概要
両手で握り拳を作り、相手の側頭部かこめかみに拳の先端を両側から挟み込むように宛がって固定し、そのままネジ込みながら圧迫する技。「ウメボシ」と呼ばれることもある。
アニメ版のクレヨンしんちゃんにおいて、野原みさえがしんのすけに使っているのがもっとも認知度が高いが近年は大人の事情であまりみかけなくなった。
この為に大人が子供を叱る技というイメージも広まったが、実際の幼児にこんな技を仕掛けようものならほぼ間違いなく大泣きしてトラウマを刻まれる為、叱るというより虐待である。
そもそもギャグ補正ありきなのでマネしないように……
尚、みさえは姉の小山まさえから受け継いだが、まさえはアニメ版での初登場ではしんのすけ共々やられたことがある。
進化型があり、二人を制裁する際は、普通にグリグリ攻撃と、寝ているところを足でグリグリ攻撃をする「ダブルグリグリ」、二人がかりで、4つのこぶしでグリグリ攻撃を行う同名の「ダブルグリグリ」、回転しながらグリグリ攻撃する「ロータリーグリグリ」を行っている。
しかし、長い間食らい続けたことでしんのすけも「ぐりぐり外し」でネジ込みがキまる前に抜け出す対抗策を編み出してしまい、決め手足り得なくなったためか使用頻度は減っている。
こちらはひろしがみさえにグリグリ攻撃をかます逆パターンがちゃんとある。
他にもしんのすけがひろしにかましたレアケースもある。
アニメ版では一度だけみさえがおもちゃをかたづけないしんのすけにイライラしてこの技をしようとしたが、遊びに来ていたマサオくんがこの日は服の色がいつもの緑でなくオレンジだった為しんのすけの赤い服と見間違えてグリグリ攻撃をやってしまったことがある。当然だが彼は大泣きしていた。
そのほか、アニメ版では魔法でみさえに変身させられたしんのすけが魔法使いにグリグリしたり、映画雲黒斎の野望でもみさえ風カンタムロボが敵にグリグリを披露したこともある。(あまり効き目がなくしんのすけが文句のときはワタシのせいじゃないと反論したが。)
その他作品での使用例
名探偵コナンで毛利小五郎が江戸川コナンに行っている。事件に子供を巻き込んではいけないという信念のための表現であり、第1シリーズオープニング「胸がドキドキ」でその様子が描かれている。
侵略!イカ娘でも相沢栄子がイカ娘に制裁としてげんこつで小突く他にも何度かぐりぐり攻撃を行っている。
境界のRINNEでも魂子がおばさん(またはおばあさん)呼ばわりされたら呼んだ人(孫含め)をのこめかみをグリグリするのがお約束となっている。
ロクでなし魔術講師と禁忌教典でもグレン=レーダスがリィエル=レイフォードの天然ボケ発言に対し体を宙に浮かせるほどのグリグリをしながらツッコむのがお約束となっている。
実際の運用について
みさえの様に側頭部を挟み込むと、頭部の丸みが邪魔になって使用中に滑ってやり難かったりする。狙うならばこめかみ辺りを挟み込む方が効果的。
改めて言うが幼児にこんな技をかけてはいけない(戒め)