概要
フォクシー率いるフォクシー海賊団に所属する3人組の怪物トリオ。デービーバックファイトの種目の一つである「グロッキーリング」の対戦相手。
3人全員がハンバーガーの具材の名称に因んだ名前をしている。(後に対戦相手のゾロとサンジの事は「緑のレタス」と「黄色いチーズ」に見立てていた)
メンバー
ハンバーグ
リーダー格。「四足歩行の奇人」の異名を持つ。正確な身長は不明だが当時178cm台だったゾロやサンジと比較すると3m近くはある巨漢。この中では最も小柄で、デービーバックファイトの際はフォクシーを乗せて観戦の手伝いをしている。
金属バット状の棍棒の他、金属のメリケンサックを武器とする。
個人の技としてはメリケンサックをはめた両手を組んで殴り落とす「ハンバーガーハンマー」。
新世界編ではフォクシー海賊団はフォクシーとポルチェと自身の3人だけとなってしまったが、未だに小舟のオールの漕ぎ手としてフォクシーやポルチェと共に行動している。
ピクルス
「タックルマシーン」の異名を持つ中堅。ハンバーグの2倍近い巨躯を持つ。
グロッキーモンスターズの中核を為しており、異名の通り巨体を生かしたタックル攻撃が得意。
武器を用いる際には二振りのサーベルの他、肩に棘付きのパッドをつけてタックルを強化する。
個人技は投げられた石のような勢いで突っ込む「投石器(スリング)タックル」。
ビッグパン
ピクルスの2倍以上大きな巨躯を持つが、純粋な巨人族ではないせいか巨人族の中では小さめ。
魚人側の特徴はドジョウであり、表皮は粘液に覆われツルツルと滑る。
分厚い耳当てをしている上に体がデカいため、ハンバーグやピクルスの声が聞き取れず「は?」とすっ呆けたリアクションを返すことが多い。また巨体ゆえにパワー自慢ではあるが、イメージに反してグロッキーリングでは連係攻撃の起点や他の二人のサポートに回ることが多い。
個人の技は自身の体を登って来た相手を張り手で吹っ飛ばす「パンクパス」。この他の「パンク」と名のつく技は他の二人との連携技。
この他、相手に突っ込んで自分の体を登らせる「ドジョウすくいスライディング」、そこから体を逸らせて手足と背中で輪を作り、相手を延々とぐるぐる滑らせ続けて目を回させる「ドジョウコースター」がある。
主な連携技
球技攻撃
グロッキーリングにおける瞬殺コンボ。ビッグパンを登って来た相手選手を「パンクパス」で吹っ飛ばし、ピクルスがスピン攻撃で空中にかちあげ、滑り込んできたハンバーグをビッグパンが「パンクレシーブで打ち上げ、ハンバーグが相手を掴んで頭から地面にたたきつける「ハンバーガーダンク」でトドメ。相手がボールマンだった場合、そのままゴールリングに叩き込んでゲームセットを狙う。
劇中ではダンク寸前まで持ち込んだが、ゾロがピクルスを掴んでジャイアントスイングで投げつけ、サンジがハンバーグを空中で無理矢理蹴り飛ばしたことで失敗した。
ちなみにこれとは別に、鉄の肘サポーターを装着したハンバーグが空中で逆さになり、ビッグパンがそれを叩き落として攻撃する「パンクアタック」もある。
サイズアタック
ハンバーグのメリケンサックによるパンチ(S)、ピクルスのトゲ付きサポーターによるタックル(M)、ビッグパンのはたき落とし(L)の連携技。
モンスターバーガー
ハンバーグのこん棒、ピクルスの大剣、ビッグパンのプレスマシンによる3連コンボ。
ハンバーグが叩きのめし、ピクルスが切り刻み、満身創痍の相手をビッグパンが押しつぶしてトドメを刺す。
劇中では先頭のハンバーグがサンジに蹴り飛ばされてビッグパンのプレスに突っ込んでしまい、さらにピクルスがゾロの「無刀流・龍巻き」で飛ばされてビッグパンを攻撃してしまったことで失敗している。