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センシティブな作品

ケツイ(Undertale)

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けつい

ゲーム『Undertale』および『deltarune』に登場する重要な概念。意味合いとして一般名詞の「決意」そのものであり特別な固有名詞ではないが、物語を構築する上で核になっている。

※この記事には、ゲーム「UNDERTALE」の核心に触れる内容が含まれます。

“Determination”

*ケツイがみなぎった。

主人公であるニンゲンが事ある毎に抱く感情。どんなにつらい道のりであってもこの感情を捨てない限り最後には生き延びる結果をもたらしている。セーブポイントとしては金色の光になっている。

作中でセーブ・ロードの力を使えるのも、この「ケツイ」を持っているためである。ゲームオーバーになると「ケツイをちからにかえるんだ…」という激励を聞ける。

どうやらこの力を扱えるのは一度に1名だけらしく、より強い「ケツイ」を持つものが他に現れると、それまで行使していたセーブ・ロードの権限を奪われてしまう模様。

実はフラウィケツイの力をある程度持っていたが、ニンゲンが地下世界に現れた瞬間から使用不能になっており、Nルート終盤では逆にニンゲンが神に近づいたフラウィによって奪い返されていた。

(地下王国とバリアのような隔たりの無い地上で、しかもニンゲンが不特定多数いるなら強いケツイを持つ者が複数同時に現れる可能性が高い場所では権限はどこにいくのだろうか…?)

それを象徴するように、もっとも頻繁にこのメッセージを見ることになるのはセーブ時だろう。「そびえたつ いせきを めのまえにして ケツイがみなぎった。」というようなメッセージを、場面場面に応じて見る事ができる。大した事のない内容でケツイがみなぎることも多く、あげくテミーむらではテミーのノリに侵食され、英語版では「テミ意(Detemmienation)がみなぎる」事になり、公式日本語版では「ケッィ みなぎタ!」とテミーの文法でケツイがみなぎることになる。どちらも通常通りにセーブポイントとして使用可能。

しかしGルートではモンスターを規定数殺害することによって「ケツイ。」という単語のみで語る形式に変わっており、同じ単語でもプレイヤーに与える印象はかなり異なる。それは何のケツイなのか?

フラウィはかつて自暴自棄になった際に自害を試みた。一方で、心の奥底で生き延びたいという願望を強く持っていた。そのため、この力を発揮して蘇ることに成功し、セーブ・ロードの存在に気づいたという。

とあるラボでの研究では、死んだモンスターにもこの力を注入して生き返らせることができるのではないかと試みたが、モンスターの肉体では強い「ケツイ」に耐える事が出来ず、一度は生き返ったモンスターたちが溶解してしまい、結果として「アマルガム」という融合体を生み出す悲惨な結果をもたらしている。

また、アンダインを殺害しようとするとこのケツイの力で身体が塵になるのを防がれ、何度か主人公の攻撃を耐えることになるも、攻撃を続けると身体の限界を迎えやがて塵になってしまう。

…が、Gルートでは目前のに対し、アンダインは強いケツイを固め…。

主人公のクリスがセーブポイントに使っている光が「ケツイ」の時の光と類似しているが、undertaleの時と異なり銀色の光になっている上、セーブ時に「ケツイ」という単語が使われない。

しかし、Chapter2でこの単語が重要な意味を持つことが判明した。

闇の世界の中核を成す「闇の泉」を作る為に必要な力であり、サイバーワールドを統治しているクイーンは「強いケツイを持つライトナーであれば誰でも闇の泉を作成できるのではないか」という仮説を立てている。

また、通常のルートにおける劇中終盤ではバードリー手に持つハルバードに力を込め、闇の泉を作ろうとした。

…が、これはある人物が止めたことにより未遂に終わった。

ちなみに、セーブ名はなぜか主人公の「クリス」ではなくアバター作成時に破棄された筈の「ツクリ手の名前」、即ち「プレイヤー名」になっている。

しかも最初にセーブポイントに触れた時はクリスだったのにセーブしてから終始プレイヤー名に書き換えられているが、これは一体…?

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