この項目には、ゲームフラワーナイトガールの重大なネタバレが含まれます。メインストーリー4部のリアルタイムでの読了を推奨します。
概要
スプリングガーデンの「外園」で発見された、害虫使いの少女。コガネムシ型の小型害虫を操る。
自らを「カレンサスの戦士」と名乗っているが、この「カレンサス」というのは、スプリングガーデンの外界にある何らかの組織名と思われる。
「ケペラ」とは、古代エジプトのスカラベの神ケプリのこと。よって操っている害虫はタマオシコガネと考えられる。
その正体は、スプリングガーデンの外界から来た存在。直接の姉と思われるサソリ型の大型害虫を操る害虫使いがいたが、花騎士たちのことを「花の悪魔」と呼び殺意を剥き出しにする姉シルキトと対照的に、彼女は花騎士たちに対しては友好的である。
ただ、「外園」には生きとし生けるもの全てに殺意を向ける「ナーちゃん」(仮称、ブロスがこう呼称した)なる三大守護神蟲並に強力な害虫使いがおり、この存在の攻撃に巻き添えになる形でスプリングガーデンに迷い込んだ。
関連項目
ミズウォルム・シロ:敵なのか違うのかいまだ議論の続く存在。
ナイドホグル:「外園」で目撃された「ナーちゃん」の正体と考えられている存在。だが本体はウィンターローズで寝ているはずだが…?
正体
以降、フラワーナイトガール4部の非常に重大なネタバレが含まれます。
便宜的に「害虫使い」とは表現したものの、実は彼女が使役するスカラベは、害虫ではなく益虫である。何匹もいるようだが、当初は「ラピス」と「カーネ」という二匹のみ確認されていた。しかし後にさらに多くの個体が確認され、その名前は誕生石に由来する可能性が示唆されている。仮にこのスカラベたちの名前が誕生石に由来するならば、もしかすると20匹以上のスカラベを率いているのかもしれない。
そして「カレンサス」というのは、彼女たちが来た世界のことである。コダイバナのような砂漠で、今は皆細々と生きているようである。
彼女が姉シルキトとともにスプリングガーデンにやってきた目的こそ侵略に近いものの、彼女たちに伝わる「花の悪魔」の伝承というのが、どうやら何者かによって意図的に刷り込まれた偽りの話であり、現実との乖離に強い違和感を覚えた彼女は、このまま花騎士たちと行動を共にすることで、自分の体で真実を知ることを望んだ。
ただ、彼女が来た場所は、以前ジュズダマとの一件があった場所に近く、地元住民や害虫被害に遭った経験のある花騎士たちから受け入れられるのは、もう少し先になると思われる。それでも、本質的に悪意がなく、最終的にリリィウッド元老院の保護観察下になった彼女が、正式にスプリングガーデンに受け入れられる日は、そう遠くないかもしれない。
しかしそこに、花騎士たちの外界への旅路を、絶対に認めない存在が立ち塞がった。
以上に基づく関連項目
メトロン星人ジェイス、チルソニア遊星人ツクシホウイチ:侵略先を心の底から気に入り、自ら侵略の任務を放棄して人間の中で生きることを決めた人々。しかし彼らには残酷な運命が忍び寄って来ていた…。
エンド(スクスト):おそらく本件で彼女たちを唆した黒幕と同じ手段を使っている。