概要
沼江蛙氏による4コマ漫画。
カレー大好きなみゆき、インド人でカレー屋店員のアイシャ、イギリス人でカレー屋の常連のキャサリンを中心に描かれる、カレーが紡ぐスパイシー4コマ。
まんがタイムスペシャル2012年1月号から2015年4月号まで連載しており(1月号はゲスト扱い)、単行本は第三巻まで発売されている。
主な登場人物
長谷川みゆき
カレーが大好きで、放課後はカレー屋に通っている。
にんじんが苦手だが、カレーに入ってるものについてはルーがオブラートの役割を果たしていて食べられるようである。
福神漬けは食べない(「絶交」したらしい)。
アイシャ(左の人物)
カレー屋の店員でインド人。ちなみに店長は父。
店名がそのまんま「カレー屋」、客への挨拶が「へいらっしゃい!」、カレー以外に海苔の佃煮を提供するなど、フリーダムっぷりに定評がある。
なお大人びているが女子高生(16歳)であり、年相応に見られないことを本人も気にしている。
キャサリン
カレー屋の常連でイギリス人。そばかすとアホ毛が特徴。やや衒学家。アイシャと同じ学校に通っている。知らない人を見るとアイシャの陰に隠れるなど、初対面の相手に対しては人見知りである。
わりかしマトモな人物だが、「妖精さん」が見えるらしい。「カレーの妖精」もいるらしいがこいつとはきっと無関係である。
林くん
みゆきのクラスメイト。サッカー部。くせっ毛と眼鏡が特徴の男子で、ハヤシライスが好き。
みゆきに好意を抱いているが、いたらんことを言ったせいで第一話の1ページ目で彼女に「絶交だ」と言われてしまう。その後は仲直りしたようで、一緒に下校している描写もあり二人の仲は良好であると思われるが、みゆきのメールアドレスは知らない。
ナオちゃん
みゆきのクラスメイト。苗字は「神谷」。困り顔・三つ編みをしていて背が高く、バレー部に所属している。食べることが大好きな反面、カロリーを気にしてダイエットをしている(が、学校に大量のお菓子を持ち込んでいる)。
料理を食べるだけでなく、作ることも得意という。
アヤコちゃん
みゆきのクラスメイトで、幼なじみ。苗字は「桂」。ボブカットにカチューシャが特徴で、左目の下にほくろがある。うどんが好物で、「うどん同好会」なる部活動を作っている(のちに「うどん部」に昇格)。
無愛想だが、好きな漫画の事になると笑顔になる。
なぜか林くんには手厳しい。
吉田くん
みゆきのクラスメイトで林くんの友人。下の名前は「勝利(かつとし)」。自称「堕天使」だが、その正体は虚弱な男子高校生。体重は「青林檎3個分」。文化祭では積極的に女装をしていた。身長160cm以上の胸の大きい女性が好みらしい。
雪蘭(シュエラン)
カレー屋の斜め向かいにあるラーメン屋の高校生オーナーで中国人。左右のお団子頭と八重歯、語尾に「あるよ」と付けるのが特徴。セバスチャンという執事を伴っている。
同じ飲食店であるカレー屋をライバル視し、これを潰そうとしているが、のほほんとしたアイシャやみゆき達のペースに飲まれつつある。
なお本格的な登場は第3巻だが、カレー屋のモブ客として第1巻からいる。