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※当記事に記載されている内容はシーズン1に従った内容となっている為、旧シリーズのものとは異なっております。


概要編集

ひこてる氏が「カジュアルに遊べる」「日本の日曜日の朝アニメ」をテーマに、低年齢層やアクションの苦手なゲーマー向けに制作しているドット絵横スクロールゲーム。


30分アニメを意識した「ストーリーモード」、従来の横スクロールアクションらしい最奥でボスが待ち構える「チャレンジモード」、キャラクター達の情報を記した「ライブラリモード」、ステージで集めたコインで購入できる「ショップモード」が遊べる。

1分30秒のオープニングやエンディング、データ放送風の画面枠、左上に表示されている時刻(しかも物語の進行に合わせて経過する)、アイキャッチ、物語の情報を教えるコーナー「今週のとっておき」と合言葉、エンドカード(またみてね)、とこれでもかと日曜朝アニメで見られた要素が散りばめられている。


難易度は上記のとおり低年齢層やアクションの苦手なゲーマー向けに調整されているため、遊びやすいものの、純粋なアクションゲームとしては遊び応えは足りないという声もある。


第1話のみ収録されている「パート1」が2020年7月4日に、第2話から第6話まで収録されている「パート2」が同年の12月28日発売された。

その「パート1」「パート2」(1、2〜6話)に加え、6話分+αを追加して1本のタイトルに再構成させ、トレフィにアクションとシステムボイスが追加される「シーズン1」をNintendo Switch / steam向けに2022年8月4日にリリース。


あらすじ編集

大冒険に憧れる精霊使いの少女トレフィ。

ココロクローバーと呼ばれる特別なアイテムを拾った事で、自分の秘密を知る為の大冒険へと足を踏み入れるのであった。

しかし各地でココロクローバーを付け狙う悪人と、人間たちの悪い心を集める精霊達「ディスピット」がトレフィに立ちはだかっていく。


登場キャラクター編集

キャラについては、ココロクローバーの登場キャラクター一覧を参照。


用語編集

  • クリスタル王国

トレフィの目的地の一つ。

城下町の広さはコカゼのもりとほぼ同じであり、裏道にはモンスターが出現していた。

遠くには城がそびえ立っており、噴水広場には大きな石像が建てられている。

人口もかなりの数がいる等、活気のある街である。王国内でもディスピットによって人の心を抜き取られる事件が起きている。


  • 帝国

国の一つ。

武器や、古代の兵器、ロボット、飛行船を製作できる技術を持っており、更には新兵器の開発を行っている。その一方で


  • 魔女ヘルが手にしたココロクローバーを密かに回収、研究
  • 海賊との間で精霊の闇取引を行っている(偉い立場にいるバルクリアが海賊と繋がりを持っている)
  • ボルル火山の採掘場を占領して鉄鉱石と精霊の強奪(見せしめに住民の一人に瀕死の重傷を負わせる)

といったきな臭い部分が見られる。とりわけ精霊の捕獲に関しては精霊からマナを奪ってエネルギー代わりに利用するとバルクスに推測されている。

また、バルカンダーややモンスターを再現させた兵器を製造しているが、バルクスからすれば「オリジナリティがない」と否定していた。


  • コカゼのもり

トレフィとじいちゃん、精霊たちが暮らしている森。

森のマナが濃すぎるため細かい追跡ができない上に、「迷いの森」のように木々が複雑に入り組んでいる他、モンスターが多く住み着いているので村の人間は近寄ることができない。

エクストラステージには森の裏側にコカゼのはまべがあるようだが、ここで巨大アイスクリームの噂を駆けつけてキャプペン海賊団が騒ぎを起こしたようだ。


  • ボルル火山

クリスタル王国の北方にある巨大な火山。コンパスの指す位置の一つ。

一年中マグマの煮えるのか火山の付近でも熱く、サラマンダーやノーミィはともかくトレフィとウンディーネは熱さに苦しめられた。

鉄鉱石が採掘されており、近くに町がある。しかし、そこに目をつけられた帝国に採掘場を占領されてしまい、住民も武力で蹂躙されたことからクリスタル王国の救援を待つしかなかった。

昔から火の大精霊が加護を与えている、といった文献が載っている。


  • 精霊

火、風、地、水の4つの属性があり、「火→風→地→水→火」といった組み合わせとなっている。相性のいい属性だと大きなダメージを与える事が出来る為、ボス戦では重要となる。

人間に持ってないマナを秘めており、マナを放つだけでなく、人間や動物に「憑依変身」する事で凄まじいパワーを得られる。しかし精霊に憑依された人間は心を乗っ取られてしまうだけでなく、無理矢理動かしてしまうと肉体に凄まじい負担がかかるデメリットがある。スタッガードやセルフィーチの様に憑依された側をベースにしている事もあるが、こちらは意図的に意識を残して暴走させられている。トレフィは自らの心を保ったまま憑依した精霊の力を行使する事ができる。とは言え、仲間の精霊と息を合わせて意識を共有している為、少しだけ混じってしまう形で変化している。

かつては人間と精霊は交流をしていたが、ある時期に瓦解してしまい現在では殆ど関わり合いを持っていない。悪しき精霊ディスピットは「人間が絆を踏みにじった行為を取った」として、ココロクローバーを使って人間からこころのパワーを奪い取って抜け殻にしようとしている。


  • モンスター

道中に現れる敵。

サラマンダーの言葉を借りれば、普通に強い動植物であり、縄張りを持っている。

故に、縄張りを荒らしたと見做したり、興奮した状態だと襲いかかる習性を持っている。

ただ、人間に飼われているモンスターの存在が結構ある事から、全てが人間に害をなす訳ではないようだ。

モンスター図鑑も存在しており、学者の研究によってモンスターの生態や特徴が記されている。しかし、その過程で犠牲になった学者もいるようだ。

道中で配置されるモンスターのシールを入手した分だけ、ライブラリモードでモンスターの情報が閲覧出来る。


  • ココロクローバー

クローバーの形をしたアイテム。

外見は火、風、土、水の4つの属性に準えた様な色のハートが重なって四つ葉のクローバーになったような物。見方を変えれば、4つの心が連なる形で1枚のクローバーになった様にも見える。


  • 赤の部分は「勇気」と「怒り」の色。

当初は誰の手にも届かない聖域に安置されていたが、8年前に復活した魔女ヘルの手に渡っていた。当時のマジェスターによって倒された事で所在は分からなくなったが、帝国の手に渡り、研究をした後に飛行船で帝国の領地に移送する予定だった(一方で、バルクリアは10年近くも研究していたと述べるシーンがあった)。ところが、バルクス達の奪取のいざこざでコカゼのもりに落ちてしまい、奇妙な運命によってトレフィの手に渡った。


心と心を繋ぐ力をもっている他、傷ひとつ付けられない程にかなり頑丈にできている。だが、心に干渉する力も持ち合わせており、使い方次第では世界中の人間を抜け殻にする事もできる。しかし魔女ヘルに奪われて力を失い、スコルが手にしても何も感じなくなってしまった。


伝承によると、大昔において生命が生きていけない程に傷ついた大地を蘇らせる為に、4人の大精霊と正しい心を持った人間が力を込めて作り出したとされている。人間と精霊が手を取り合って大地の傷を癒した事から「心と心を繋ぐ、人間と精霊の絆の証」と言われている。なお、大地がそこまで荒れ果てたのは、当時の人間が星のマナの過剰なまでの利用か、空から降り注いだ隕石が原因と諸説はあるが、具体的な原因は定かではない。


しかし、悪しき人間がこのココロクローバーを悪用しようとしていた。ディスピットはこれを利用して魔女が世界を作り変えようとしている。


  • こころのパワー

強い感情の変化。漢字表記は不明であるため、便宜上はこの表記で説明する。

良くも悪くも目に見えないが大事なパワーであり、例を挙げると

  • 勇気」はいつも以上の力を発揮できるが、逆に「恐怖」は力が出なくなる。
  • 何かを欲する「欲望」は頑張る切っ掛けになる一方で、目が眩んで失敗につながる事もある。

である。ディスピットはこのこころのパワーを人間から奪い取ろうとしている。


  • コンパス

トレフィが持っているアイテム。ココロクローバーと同じ紋章が書かれている。

未来を導き、巨悪と戦う「マジェスター」の証であり、有事の際に大精霊の元に戦士を導くもの。

トレフィが赤ん坊の頃に拾われた時に一緒に持っていたものの、針が固定されていない事から、トレフィから壊れていると思われていた。

しかし、トレフィがココロクローバーを拾った事で、大精霊の道を示すかのように針が固定されるようになった。


  • ジャークローバー

闇に染まった心ともクローバーの葉とも言える紫色の宝石をしたアイテム。

言うなれば人が持つドス黒く染まった心(悪の心)が宝石としてディスピットに抜き取られたものであり、心を抜き取られた者は抜け殻のようになってしまい、眠り続けてしまう。

その性質上、悪人でなければ抜き取ることができないものの、心に闇を抱いている者や性格に問題のある者を精霊に憑依させて暴走、悪人に仕立てる事でジャークローバーの回収を図った。

ディスピットはそれらを集めて魔女ヘルを復活させようとしている。


  • ディスピット

人間たちの悪の心を集める精霊達。

幹部はテンクルタン、スティンガー、サイクロン。

配下である精霊は人間に憑依して操るか、負の感情を抱えた人間を暴走させる形で悪事を行ったりする。


  • マジン

大地を脅かす災厄や悪魔の総称。現時点では魔女ヘルと壊獣が該当。

なお、大人たちは腫れ物に触る様に当時の事をあまり喋ろうともしない為、その事を知る子供は少ない。


  • 壊獣

旧人類史から存在すると言われる伝説の巨大生物。

一般的な生物とは異なり、独自のマナ生成機関を有する進化生命体の一種である一方、心というものは存在しない。一説では遠い空の向こうにやってきた外来生物とされている。


  • マジェスター

未来を導き、巨悪と闘う者達。現段階ではトレフィが該当している。


各話リスト編集

話数サブタイトルボスバトル
第1話精霊使いのトレフィバルカンダー、スカルバーン
第2話檻の中のノーミィバッドシャーク
第3話悪の精霊ディスピットスタッガード
第4話オオカミに図書館セルフィーチ
第5話爆熱トロッコ!バルカンダー、メカクインビー
第6話火山!サイクロン警報!サイクロン(精霊)
第7話ジェラシーボーイマトワルス
第8話怪盗ババロア参上!怪盗ババロア、ポッピワンズ

関連動画編集

ココロクローバー パート2(旧シリーズ) OP


ココロクローバー シーズン1 OP


ココロクローバー シーズン1 ゲーム内CM・PV


関連タグ編集

Steam インディーゲーム

精霊 四大元素 属性


ニチアサ


星のカービィ(アニメ):本作に影響を与えた作品。こちらは土曜の朝に放映されたアニメだったりする(参照ツイート)。


外部リンク編集

ココロクローバーシリーズ公式個人サイト


ココロクローバー パート1 - Steam

ココロクローバー パート2 - Steam


ココロクローバー シーズン1 - Steam


ココロクローバー シーズン1 - ニンテンドーeショップ

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