機体データ
型式番号 | ZGM-1000/R4 |
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動力源 | バッテリー |
所属 | ZAFT |
パイロット | ZAFT一般兵など |
概要
戦域通信指揮統制型MSとして開発されたザクシリーズの1つ。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV』に登場。 ニュートロンジャマーの影響下で伝達できる様に無線通信用のパラボラアンテナやアンテナガンなど、通信・索敵・偵察に特化した周辺機器を搭載している。これらの装備を運用することに重点を置いて開発されている。
ZGMF-1000 ザクウォーリアをベースにしているが、ため、素体は非武装で再設計されているため、本機の運用には護衛のMSを最低でも2機必要になる。
名前の「コマンド」「CCI」は、指揮のCommand、統制のControl、通信のCommunicationsの3つに情報のIntelligenceを加えたもので、元ネタは軍隊の効率的な運用を行うための概念を現す言葉「C³I」。Cが1つ足りないのは、Commandだけザクの名より先に付けられているためである。
装備
アンテナガン
一丁で通常のザク1機分に相当するコストがかかる代物。
ZGM-1000
コマンドザクCCIの素体として開発されたザクシリーズの非武装タイプ。正式名称は不明。
このため、コマンドザクCCIは戦闘用のザクウォーリアから換装した機体ではない。
戦闘目的から外れているため、型式番号から戦闘用を意味するFighterのFが抜けた「ZGM」になっている。
余談
- 型式番号の末尾に「R4」が付いている事や、初出の時点では「ウィザードパック」と記載されているため、この機体の装備も恐らくはウィザードシステムの1つとしてデザインされていると思われる。しかし、ウィザードパックとしての固有名を持たない。
- 命名法則に則れば『EX-R4 コマンドウィザード』だろうか。該当の名称は確認されていない。
- 同じザフトの正規品かつ非武装のザクシリーズとしてホスピタルザクウォーリアが存在するが、型式番号は戦闘用の「ZGMF」のままである。「ウォーリア」とある通り、これは素体となるザクウォーリアを戦闘用として作られており、戦闘用をホスピタル装備へ換装している事に起因している。