ゴジ博士
ごじはかせ
プルートゥとその主人であるサルタンの前に突如現れ、自分のロボット「ボラー」こそが最強であり、プルートゥかアトムの生き残ったほうと戦わせると宣言した謎の男。
正体
その正体はサルタンの召使ロボット(アニメ第1期ではサルタンお抱えの闘技用ロボット)。最強のロボットを欲しがっていたサルタンの希望に答えるため密かにロボット工学を学び、「アブラー博士」と名乗りプルートゥを作り上げるが、サルタンがそれを利用して他のロボットを破壊し始めたので、そのプルートゥを倒すために「ゴジ博士」としてボラーを製作した。全てが終わった後に、戦いの空しさをサルタンに諭す。
アニメ1期では元々は闘技場で試合をする闘技用ロボットとしてサルタンを喜ばせていたが、戦いに明け暮れる日々に虚しさを覚えるようになり、戦う以外の方法でサルタンを満足させたいと思うようになり密かにロボット工学を学び、アブラー博士に扮してサルタンの為にロボットを作るようになった。だが結局サルタンが強いロボットを欲しがった為にプルートゥを作ってしまい、サルタンの命令でプルートゥに大勢のロボットが破壊された事に心を痛め、プルートゥを倒して全てを終わらせる為にボラーを作った。
だが予想に反して戦闘する機能しか無かった筈のプルートゥが人助けに目覚めてアトムと和解した姿に感動し、サルタンの前に姿を現し改心を促すも、相変わらずプルートゥを戦わせる事しか考えないサルタンは聞く耳をもたず、プルートゥがいる限りサルタンの考えを変えられないと悟り、プルートゥを破壊する苦渋の決断をしてボラーを繰り出しプルートゥと戦わせた。
全ての決着がついた後に覆面を脱いで正体を見せて、暴力によって得た最強などさらに強い力によって塗り替えられてしまう儚い物であり、アトムのような正しい心を持つロボットこそ真の最高のロボットであるとサルタンに説き、改心したサルタンに今度こそ本当に最高のロボットを一緒に作りましょうと約束させ、アトムに別れを告げてサルタンを連れて祖国に帰った。