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ノース2号

のーすにごう

手塚治虫原作の漫画『鉄腕アトム』と、その公式リメイク作で浦沢直樹作画の漫画『PLUTO』に登場するロボット。
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概要編集

CV:鈴置洋孝(新アニメ版)

地上最大のロボット」に登場する世界最高水準の7体のロボットの一人。

スコットランドの古城にすむ研究者助手として活動しており、6本のを用いて戦闘も行う。体内には様々な工具を内蔵しており、腕と入れ替えて使う事が可能。

脚は生えておらず、普段はロビタのように地面を滑走して移動するが、戦闘時にはジェット噴射で空を飛び、巧みな空中殺法を見せる。


プルートウの襲撃を察知して主人に報告し、捕獲を命じられて出撃する。6本の腕を駆使してプルートウを岸壁に叩き付け破壊しようとするも逆に腕をもぎ取られ、腕の代わりに工具を出して挑むも電磁角で完膚なきまでに破壊されてしまった。


GBAアトムハートの秘密』ではシャドウが作った「地上最大のロボット」#1として登場。よりカブト虫に似たデザインに変更されている。


ノース編集

「さあノースもゆけっ!」

鉄腕アトム』の前日譚である『アトムザ・ビギニング』では、アーロン・ブレムナー伯爵が開発した「ノース」というロボットが登場している。

体が大きくて人間用の通路に入る事ができず、ブレムナーが二号機の小型化を考える場面がある。

フォルムは男性的な姿をしていたノース2号とは異なり女性的だが、顔は無く、無機質なデザインになっている。腕は「テレスコピックアーム」と呼ばれるファイバー繊維で作られた伸縮自在のマニピュレーターで、タテ並びの2号とは異なりヨコに3つづつの計6本生えている。両端の腕にバズーカ、残り2対の腕で巨大なガトリング砲を構えた空中からのフルバーストを得意とし、バルト部隊を殲滅するほどの火力を有している。

脚部分はオートジャイロタイヤとジェットエンジンが内蔵されており、普段は一輪車のように歩くが、飛行することもできる。出力はA106(アトムのプロトタイプ)に劣る720馬力だが、人間4人を抱えてでも難なく飛翔できるほど機動力は高い。

また高度な人工知能も有し、A106の声を認識できるが、返事は電子音でしか行えなかった。

10巻でA106と再会した際には音声で会話できる様になっているが、もともと会話の機能は備わっていたものの恥ずかしかったからできなかったとの事。


なおブレムナーは、「未来から来たロボット」を探すためにロボット開発から離れたヒロシの祖父(お茶爺)がもしロボット開発を続けていた場合、現在よりも遥かにロボット工学は進歩していたと考察しており、『鉄腕アトム』でのノース二号の主はブレムナーの父である事が仄めかされている。


PLUTO編集

ノース2号

CV:山寺宏一

スコットランドの古城に住む盲目の作曲家ポール・ダンカンの元へ派遣された執事として登場する。

過去にはブリテン軍総司令官付きの執事として第39次中央アジア紛争に参加しており、戦闘においても非常に多数の敵国ロボットを破壊した世界最高峰の戦闘力を持つロボットだが、本人は戦場を嫌っており社会復帰を望んでいる。

音楽を愛し、ダンカンの元でピアノを習い始める。


容姿編集

ノース2号

人間同然のロボットが多数登場する本作の中で、最も人間からかけ離れた姿をしている。

腕は人型の1対以外にそれぞれ剣、機関銃、大砲を備えた武器腕3対の計8本備えており、普段は首から足元まで覆うケープを着て、これらを隠している。

身長も人間と比べると高め。

口元だけは人間と同じように造られているが、話す時も口は閉じたままで、表情は窺えない。


関連項目編集

鉄腕アトム 地上最大のロボット 手塚治虫 浦沢直樹

モンブラン ブランド ゲジヒト エプシロン ヘラクレス(鉄腕アトム)

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