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A106

えーてんしっくす

「アトム ザ・ビギニング」に登場するスーパー・ロボット。
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概要編集

CV:井上雄貴


 練馬大学大学院第7研究部のお茶の水博志天馬午太郎コンビが作り上げた「A10」シリーズ第6機。通称はシックス。身長162cm、体重80kg。

 「あ・と・む」と読める通り、後に天馬博士が作り上げることになるアトムの原型となった機体である。そのため、V字型の前髪(のようなペイント)や腰回り、の赤い装甲などはアトムのカラーリングと酷似しているが、人工皮膚はなく金属部品がむき出しのいかにもロボットっぽい外見のロボットで、塩水に浸かり続けると錆びる。

 お茶の水と天馬により何度も改造されており、機能はそのたびに上昇しているが、ある事件がきっかけで自ら「学ぶ」ことを覚え、戦闘力知能が上昇していった。後述するベヴストザインにより感情と思しき思考回路も出ているが、本人はまだ慣れていないようで、杓子定規な対応を取ることもある。

 後継機であるA107ことユウランのことは、彼女の傍若無人ぶりに当初こそ冷淡に扱っていたものの、次第に「」として「愛する」感情が芽生え始める。そうした成長は天馬やお茶の水も歓迎しており、今後「みんなの友達」になれるかどうかは未知数。


これがシックスの七つの威力だ!!(注:明言はされていません)編集

人工知能「ベヴストザイン」編集

 天馬の作り上げた最高のAI(自称)。ともすればオウム返し、もしくはパブロフ的反応になりがちな「相手との対話」を、「自ら思考し最良の答えを導く」という判断のプロセスを挟むことでより人間に近しくすることができる。これにより、柔道など人間の武術に近い高度な近接格闘が行える。

 一度教えたことはまず忘れないため、家事は万能。手先もとても器用である。

 二人によれば『自我』とは「自己と他者の区別」にほかならず、やがて「自己犠牲精神」も生まれる可能性があるらしい。

 無人島での決戦でに沈んでバグを起こした際には、いずれ彼の後継機が見ることとなる未来の幻想を映し出すこととなった。


優れたセンサー編集

 過去のA10シリーズが搭載していた多種多彩なセンサーを搭載。頭のブツブツした部分はアンテナに当たる。例え被り物をしていても、周囲はスケスケに見える。サーチライトは今のところない。

 聴覚は常人の数十倍であり雑音の中からでも知りたい情報を探せる。


機械との接続編集

 胸の端子部分を繋ぐことで簡単な機械であれば乗っ取る事が出来る。WBRでは軍用ロボットの残骸をジャックして越しにマシンガンを発射し読者の腹筋を破壊した。

 高度なAIを持つ第三世代ロボット(A106のような自立型ロボット)との間では、音声を使わずに超短波で無線通信が可能で、これを用いてマルスの格闘技術を模倣した。


1000馬力編集

 なんだアトムの100分の1じゃん、とバカにしてはいけない。これは大型トラック2台分に相当するほどの出力であり、作中でも巨漢を左腕一本で持ち上げたり、トラックの施錠されたドアを紙のように引き千切ったり、うず高く積まれた荷物を抱えて人間の全力疾走級の速さで移動できる。

 天馬によれば考案中の反物質炉が完成すれば10万馬力なんてお手の物らしい。


高速ビートパンチ編集

 右腕に仕込まれた機能。腕を高速で何度も同じ部位に叩き付けることで対象を破壊する。釘パンチのようなものである。分厚い鉄板でも簡単に穴をあけるほどの威力。


インパクトアタック編集

 左腕に仕込まれた機能。油圧を全開にすることで強力なパンチを叩き込む。車程度なら一撃でひっくり返せる。


ブーストシリンダー編集

 両脚に仕込まれた油圧ジャッキ。これによりビルをひとっ飛びするほどの跳躍力を得るようになり、車を追い越すほどの速さで走ることが可能になる。


関連項目編集

アトムザ・ビギニング 試作機 アンドロイド スーパーヒーロー

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