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天馬博士

てんまはかせ

手塚治虫作品の登場人物。
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概要

CV:横森久(第1作)、大木民夫(第2作)、大和田伸也(第3作)、中村悠一ビギニング
 主な出演は鉄腕アトムだが、アトム大使など別作品に出る事もある。
 共通点はアトムの作成者であり、科学省元長官であり、天才であること。

来歴

1966年、高田馬場にて生を賜る。没設定ではハーフを意図的に染めているということになっていたが、現在の単行本では普通の日本人。家は代々馬具店を営んでいたらしい。

一人息子の天馬トビオを溺愛していたが、彼が37歳の時に交通事故によりトビオを失う。愛する者のにより正気を失った天馬博士は科学の力で絶対に死なないトビオを作り上げようとして、10万馬力や常人の1万倍の聴力などといった7つの威力を組み込んだスーパーロボットを作り上げた。

しかし幸せな日々は長く続くものではなかった。天馬博士はあることに気が付いてしまったのだ。ロボットであるトビオは、一切成長しなかったのである。トビオは所詮自分が作り上げた人工物にすぎないこと、そして本物のトビオはもういないことを改めて思い知らされた天馬博士は暴走してアトムを迫害、挙句の果てにサーカスに売りとばしてしまう

私の子


その後学会を追放されたらしく(原作漫画ではちゃんとした理由があるのだが)天馬博士は表舞台に出なかったが、アトムを助けるために何度かサングラスをかけて正体を隠し、「息子」の危機を救ってきた。

そして『地上最大のロボットの巻』にて、とうとう天馬博士は正体を隠すことなくアトムと再会する。100万馬力のプルートゥに苦戦するアトムに対し、天馬博士は10倍のパワーアップ(つまり100万馬力に改造)を行い、アトムを奮い立たせた。

しかし、その100万馬力になったアトムですら、青騎士は葬り去ってしまった。天馬博士はお茶の水博士に依頼されてアトムを修復したが個人的な野心のため、あろうことかそれにかこつけて人格面を改悪して騒動を巻き起こす。しかし、結局失敗に終わった末に己の心の醜さを痛感。アトムの前から姿を消し、その後も再登場すれどアトムの前では変装して顔を隠し、決して素顔を見せることは無かった。

アニメでの設定

天馬博士詰め


第1期はサーカスへ売り飛ばす所までは原作と同じだが、その後は完全に縁を切ってしまい二度と姿を現す事はなかった。

第2期は性格は他のと比べて一番まともになっている。
壊すように命じられていたアトムを作ってしまった事がばれてしまい、科学省を追われアトムと共にアメリカへ向かう事になるが、力加減ができないために船の中で物を壊したり食事の席で無茶苦茶にしてしまったアトムに苛立ち、「お前は息子じゃない、ロボットだ」と言ってしまう。
その後は反省しアトムをアトラスの襲撃時に探すが、見つけることができずに自分自身の愚かさに後悔をした。

第3期は性格の描写が他のと比べて大きく異なっている。
原作よりも傲慢かつ自己中心的な性格になっており、極度の人間嫌いになっている。そのためアトムだけではなく、息子であるトビオにも「誰も愛していない」評されている。

今までの作品同様に息子に代わるロボットであるアトムを作り出すが、次第に心が成長していったアトムに恐怖を感じ、連れて行った廃棄ロボットの処理施設「第7プラント」の光景を見て、怒りを覚えプラントを破壊したアトムに恐怖を感じ、ロボットを強制ダウンさせる「キルリング」を使いアトムを停止させ、開発中のロボットを全て破壊し消息を絶つ。

その後お茶の水博士によって復活したアトムが自身が作り出したアトラスに勝利した(この時のアトラスはアトムより戦闘能力が上だった)所を見て「進化したロボットは、人間を超える可能性がある」を結論を導き「アトムをロボットの王にし、自分自身もロボットになり、ロボット達の神になる」という狂気の夢に取りつかれたマッドサイエンティストとなっていく。

そしてアトムを進化させる為に自分の陰としてロボット科学者・シャドウを作り出す。そしてシャドウの手によって生み出されたプルートゥ青騎士などを戦わせるなどをしてアトムに試練を与えていく。

しかしアトムに試練を与えてからも彼がピンチの時は遠くから助けるなど、自分の目的があったとはいえ、アトムに対する愛情はあった。

だがそんな彼の野望も、ロボタニアの事件でロボットの王になるのをアトムから拒否された上に、自分自身の分身として作り出したロボットであるシャドウからも「あなたは神ではない、人間です」と拒絶されてしまい潰れてしまうことになる。

その後ロボタニアでの戦いで壊れたアトムの記憶をトビオの記憶に変え復活させ、失った息子との時間を取り戻そうとする。だが彼らに逆恨みしたアセチレン・ランプの襲撃で記憶を取り戻したアトムがお茶の水博士の元に戻る事にした事に失望する。

その後科学省を乗っ取り「アトムを引き渡さなければ、科学省を爆破する」と予告を出し、全てが始まった「第7プラント」でアトムと対決。アトムを捨てた真実と自分自身の野望を話し、自分の下へ戻るように言うが、アトムから「トビオも自分も愛していない」と否定されてしまう。

Final


しかしこれは自分自身の暴走を止める為の行為であり、息子に否定される事で全てを終わらせ自分を犠牲にするつもりだった。最終的には犠牲になろうとする自分にアトムから「死なないで、お父さん」と告白された事で、改めて父として和解。しかし敢えて「父親の資格」をお茶の水博士に託し、全てを償うため自首。

ラストシーンでは服役している姿が見られたが、その顔には未来への希望が満ちた清々しいものとなっていた。

アトムザ・ビギニング』ではお茶の水博士と同期という設定が明かされた。

関連項目

手塚治虫 マッドサイエンティスト 顎鬚
プレシア・テスタロッサ 碇ゲンドウ 光明寺博士

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