概要
東京都新宿区北西部の町名で、JR山手線・西武鉄道新宿線・東京メトロ東西線の高田馬場駅を中心とする地区である。
地名の由来は諸説あり、江戸時代初期に、現在東に隣接する西早稲田に徳川幕府管轄の馬場(馬術の稽古場・観覧会場)があった事に由来する。
菅野六郎左衛門と村上庄左衛門らの決闘が行われた場所としても知られ、菅野方に後の赤穂浪士の一人となった堀部安兵衛も助太刀で参加した。
現在の街並みは駅周辺の商店街や、その外側の住宅街などで構成。
周辺には早稲田大学などの学校が多く、飲食店、特にラーメン屋や居酒屋も多く軒を連ねている。
漫画家手塚治虫ゆかりの地としても有名であり、代表作である『鉄腕アトム』の主人公が作中で誕生した舞台にもなっている。
駅前ガード下には手塚氏のキャラクター達が集合した壁画が存在。
高田馬場駅では、2003年3月1日より発車メロディに『鉄腕アトム』のアニメ版第1期シリーズのテーマ曲を採用している。