概要
手塚治虫の漫画『鉄腕アトム』に登場するスイスの山岳案内ロボット。
当作の地上最大のロボット編は、近年浦沢直樹によりPLUTOという作品で大幅にアレンジされながらもスピンオフされている。
「世界最高水準の7体のロボット」の一で、がっしりした体格のオジサン風のデザイン。
13万5千馬力の怪力を有していたが、プルートゥの最初の標的となり突然襲い掛かられて、為すすべなくバラバラに破壊されてしまう。
ちなみに台詞は3つしかない(キンドル版)。
アニメ第2期ではより機械的なデザインにリファインされているが、やっぱり台詞
は2つしかない。
なおアニメ第1期では見せ場があり、プルートゥの体当りを受けて大木に叩きつけられるが、追い打ちの角攻撃を回避して折れた大木を投げつけ、プルートゥが大木を振り払った隙をつき懐に入り込んで組み付くが、結局力負けしてそのまま持ち上げられて二本角に挟まれ、電磁波攻撃を受けて破壊された。
『PLUTO』ではブランドやヘラクレス同様、第39次ペルシア戦争に出兵していた設定。
終戦後はスイス林野庁でアルプスの山岳警備や環境保全に携わり、詩や歌を愛する温厚な性格から誰からも愛されていた。
こちらでもプルートゥに闇討ちにされ最初の犠牲者となる。
『ASTROBOY鉄腕アトムやアトムハートの秘密』では、ノース2号や電光人間と共に青騎士軍幹部に着任し、アトムの前に立ちはだかる。
こちらではブランド同様回転体当たりを展開した。