CV:上條恒彦
概要
エボシ御前の側近であり、タタラ場においてもっとも地位の高い男衆である。
威張り屋で短気な性格であり、エボシを守る使命感があることもあり血の気が多く好戦的である。その一方で、エボシのことになると弱気になる部分もあり、彼女が危機に陥ると狼狽える部分もある。
男衆のリーダー格であり、他の者を気に掛ける場面もあるが、エボシを妄信しているために、エボシが甲六たちを見捨てたり、猪神達を始末するために大勢の部下を最初から囮として殺す作戦にも異論を唱えずに従っている。
見た目通りに筋力に優れており、得物はかなり大きな太刀であり、すばやく鞘から抜いていたり不自由なく斬撃を繰り出せていることからも、かなりの鍛錬を積んでいると思われる。また、石火矢の取り扱いにも長けている。
かつては海賊(倭寇)でありながら、頭目の妻として人質になったエボシ御前にほれ込み、彼女が自身の夫(頭目)を暗殺するのに共謀して共に海賊団を抜け出し、その後は彼女の故郷戻りに追従してきた。
ゴンザ以外にエボシに追従した配下は知られておらず、彼らがどのように無事に倭寇を抜け出せたのかも不明であるため、もしかすると血なまぐさい出来事があった可能性もある。
倭寇であったことやエボシが明国を視察して石火矢を輸入する際にも随伴していたことから、ゴンザは多少の中国語が話せる可能性がある(むしろ、ゴンザがいたからこそ石火矢の輸入が円滑に進んだ可能性もあるのかもしれない)。石火矢の扱い方に関しては、これ以降に会得したのか、それとも以前から扱えたのかは不明である。
また、この時代の人間として字を書けるのは珍しい部類であり、エボシが長年側近として置いておいたことからも、単なる脳筋というよりもそれなりの能力も持つことは間違いないと思われる。