概要
ゴールドカートリッジとは、セガマークⅢ(マスターシステム)専用のゲームカートリッジである。
マークIIIのROMソフトは元々カード型のマイカードを標準としており、カートリッジスロットは旧ハードであるSG-1000用のソフトを動かすのに設けられていたが、当時のマイカードは最大容量が32KBだったことから、メガロムのゲームを発売するにあたりカートリッジが復活し、既存のカートリッジと区分するのに「ゴールドカートリッジ」と名付けられた。
ゴールドカートリッジのソフト第一弾は1986年6月15日に発売された「ファンタジーゾーン」。
特徴
カートリッジは金色を基調にしており、色は白(マスターシステム発売後は黒になる)。
容量は1Mbit~4Mbit(128KB~512KB)。それまでのセガマークⅢ専用カートリッジ(32KB)よりも圧倒的な大容量を実現している。
ただし容量と引き換えにカートリッジは分厚くなった。