概要
『小説 仮面ライダー響鬼』に登場する女性。厳しい修行に耐え抜き鬼に変身する力を身に付けた、吉野では珍しい女性の音撃戦士。
本作のヒロインでもあり、ヒビキやイブキとは幼馴染。年齢は18、9歳。
基本的にはお転婆な性格の持ち主だがある理由から独断行動の多いヒビキの姉貴分を気取り、何かと彼を気遣う年相応の世話好きな所もある。
その身体能力と頭の回転の良さは吉野でもトップクラスで劇中ではドロタボウの群れを単独でも撃破する程の戦闘能力を持つが、普段は戦場に立って動くことはほとんど無く、もっぱら持ち前のフットワークの軽さを活かして密偵として働いている。
しかしこれは表向きの理由で、実際には戦場から女を遠ざけたいという吉野側の思惑が働いているというのが実情。
ちなみに鬼の変身の性質上、変身時には衣服を脱ぎ捨てて全裸になる。
関連項目
以下小説のネタバレに付き閲覧注意‼
彼女が吉野から密偵としての使命を与えられているのは上記の通り吉野側の男尊女卑な仕来たりから来るものもあるが、その真意は“キドウ”が自身の過去の過ちから来る罪悪感から少しでも危険から遠ざけるためだったというのが真相である。
ちなみに彼女がヒビキの面倒を見ているのは過去にヒビキが独自に編み出した太鼓音撃に対抗心を抱き、嫌がる彼を無理やり説得して力比べを行った結果大怪我を負い、そのせいで響鬼に辛い思いをさせたという自責の念から来ている。
しかし彼との長い付き合いの中で徐々に心惹かれていき、恋愛感情を抱くようになった。