概要
ガンダムエックスに搭載されたエネルギー変換及び供給機関の総称。
元々は慢性的な電力不足に悩む地球圏向けに建造された発電及び地球圏全域への無制限送電システムであり、中継衛星を挟む事で時間や場所の制限を解消する物だった。
その後第七次宇宙戦争時にガンダムエックスのエネルギー供給システムとして軍事転用され供給の優先化等の改造が行われた。ガンダムエックスが戦略級武装「サテライトキャノン」を使用する際、使用に必要とする莫大なエネルギーを機体内にチャージするのが主な役割である。初回起動時はフラッシュシステムを用いた月面施設への登録認証を必要とする(このため必ずフラッシュシステムを起動するためのニュータイプが必要となる)。月面施設からのスーパーマイクロウェーブ(SMW)を受信する背部のリフレクターや、機体の各部に配置されたエネルギーコンダクター(チャージ中に青く発光するパーツ)を用いてチャージを行う事で、SMWを強力なビームに変換して発射する事が可能となる。
また、チャージしたエネルギーをサテライトキャノンとして発射せず、機体のエネルギーに回して1週間は無補給のまま作戦行動を可能としたり、サーベルなど武装のエネルギーに回して通常の兵器とはケタ違いに大出力の兵器として使用することも可能。
元々は民間のシステムだった前歴もあり、第8次宇宙戦争停戦後には地球の電力不足解消のために再び民間用途に利用されており、失われた月施設の代替品である発電衛星BATENが破壊された中継衛星の改修により作られ、地上には受信施設が建造されている。
詳細はサテライトキャノンを参照。
主な搭載機
※1:サテライトキャノンは装備されていない
※2:2体で役割を分担している
※3:X装備時
関連タグ
反射衛星砲 … 本来の運用方法が近い。