概要
2019年10月17日にニンテンドースイッチで発売されたソフト。中国発のメーカー風雲が送り出した恋愛シミュレーションゲーム。公式では「10人の女の子たちと過ごす、楽しい一年間」という触れ込みとなっている。
ストーリーは実写で展開され、人気声優である今井麻美、若林直美らがアイドルの吹き替えを担当している。
作品解説
ゲームの中で、プレイヤーは一人称視点から複数の女の子たちとのストーリーを楽しめます。ストーリーは何種類にも分岐し、さまざまな結末を選択することが可能であり、分岐ルートで女の子たちそれぞれのストーリーも楽しめるようになっている。
ゲームの中で毎日スケジュールを組み立て、女の子を誘ってデートしたり、買い物や仕事、勉強などで遊んだりしながら女の子と出会ったり、女の子の外見をカスタマイズしたりすることができ、そうすることで女の子の写真やムービー、プロフィールを開放することができるより多くのゲーム内コンテンツを見つけてください!と言うのがうりである。
登場人物
宮水夏美
CV:今井麻美
身長:163cm
誕生日:9月20日
体重:42kg
スリ-サイズ:89-58-89
紹介:傲慢でスタイルの良いエネルギッシュな少女。美術学校を卒業した漫画家。親切で自信家で可愛い。強気にみられることもあるが内心は優しく、闇と孤独を恐れる一面もある。
林美優
CV:若林直美
身長:165cm
誕生日:4月26日
体重:49kg
スリ-サイズ:80-67-92
紹介:可愛い猫系の少女。幼い頃から母に猫として育てられ、外部との交流が少ない。自分でも猫を演じるのを好んでおり、優しい性格。
杉本雅
CV:松舞奈
身長:170cm
誕生日:2月24日
体重:46kg
スリ-サイズ:90-59-90
紹介:カフェーのオーナー。手先が起用でデザートを作るのが得意であり、新しいデザートの開発に目がない。ただ簡単な計算ですらできない。
江口歩
CV:江口育美
身長:165cm
誕生日:10月10日
体重:44kg
スリ-サイズ:88-59-86
紹介:見習いの刑事。心優しく、他人の話にいつも耳を傾けている。時々ぼんやりしているが、カラオケを巡回するのは任務。お酒は苦手。(お酒は飲めない。)
峰山千尋
CV:赤星真衣子
身長:160cm
誕生日:7月23日
体重:88-58-86
紹介:音楽学科の女子大学生。表の顔は照れ屋だが、実際にはヤンデレ。女の子には優しいが、男の子に厳しい。
市川玲華
CV:笹本菜津枝
身長:159cm
誕生日:2月15日
体重:43kg
スリ-サイズ:89-58-88
紹介:バーのオーナー。深夜に営業し、料理を作るのが上手。性格は荒々しく、料理にケチをつけられたらものすごい剣幕で怒る。
赤羽星
CV:高木遥香
身長:160cm
誕生日:8月5日
体重:43kg
スリ-サイズ:82-53-80
紹介:傲慢で厨二病なお嬢様。
島崎良子
CV:山石さとみ
身長:164cm
誕生日:12月28日
体重:44kg
スリ-サイズ:85-62-90
紹介:そそっかしい森ガール。犬が好き。
新堂鈴江
CV:鈴木麗子
身長:165cm
誕生日:7月1日
体重:45kg
スリ-サイズ:80-52-86
紹介:知性あふれる花屋のオーナー。優しい女の子
柳瀬楽
CV:篠田有香
身長:156cm
誕生日:6月23日
体重:42kg
スリ-サイズ:82-59-81
紹介:いたずら好きな隣の女の子、成績に悩んでいる。
実態
結論からいうと究極の虚無ゲー,もとい最強クラスのクソゲーである。
大前提として中国産のゲームを日本に強引に輸入したせいかヒロインとの会話のいたるところ...どころかほとんどがガバ翻訳で日本語としての会話がそもそも成立しない(例:「はい!義母になる!」「記憶の中の匂いを掻いた」)。
他にも「どう翻訳したらそんな事になるのか?まさか原文ママ?」と思わずにはいられないイベントが多数あり、「夏に温泉に行って雪を見る」「冬の浜辺でサンオイルを塗る」などと言う季節感ぶっ壊れのイベントの数々は朝飯前で、「デートで新しいエレベーターを見に行く」「天気がいいので深夜に地下鉄にいく」等、中国と日本の文化の違いを思い知らされるイベントも複数ある。
一部のヒロインはそもそもの設定がおかしかったり,話の流れ的に「普通に考えてそうはならない」と思える点が非常に多く、感情移入が全くできないというこの手のゲームとしては致命的すぎる欠点もある。
そしてこのゲームの遊び方についてだがこちらもまた問題しかない。
まず主人公の一日のサイクルを朝.昼.夕.晩に分けて設定する。設定内容は運動したりバイトしたり寝たりと様々だが既に虚無。
そしてヒロインとのイベント及びこのゲームにおけるありとあらゆるシーンは全てスキップ不可であり、嫌がらせとしか思えない仕様なためテンポが尋常じゃないほど悪く、プレイヤーを非常にイライラさせる。
そしてこの一連が365日続く。
...この一連が365日続く
そう、このゲームが究極の虚無ゲーと呼ばれる最大の所以は、面白味もクソもないテンポの悪いイベントを365回ループさせられる点にある。
最速で消化しようとどんなに頑張っても5時間が限界、普通にプレイしようものなら10~11時間は平気でかかる。そしてその時間の9割9分9厘はほぼ同じでとてつもなく虚無なイベントをただひたすら消化するだけに費やされる。
また、所謂汎用イベントで「ヒロインが死んだ父親の思い出を語る」「実は難病を抱えていることを打ち明けられる」等といったいかにも重要そうな話が展開されるが、実際は別に重要じゃない。
そんなものだから普通のキャラゲーや恋愛ゲーと違いヒロインとの駆け引きの面白みもない、感情移入もできない、そもそもやってるだけで辛いと、総じてありとあらゆる面でゲームとして破綻しているのである。
しかも実写の動画を大量に使用しているからか、必要なデータ容量も12GB以上であり、最早360°何処を取っても隙が無いクソっぷりである。せめて長所を上げるとするならば、モデル自体は普通に可愛いのとヒロインがアイドルマスターの声優であることくらいである。
このゲームを買ってプレイするくらいなら、グラビアアイドルやモデルの写真集やDVDを購入して眺めた方が(時間の浪費がないこともあって)100倍マシである。実際、出演した女優の一人は「このゲームを買うくらいなら私の写真集を買え」とコメントを残している。