「現実に戻ったら、全ての人に伝えてください──」
「あなたたちの旅を終わらせたのは、星核ハンターだと」
概要
星核ハンターの一員。ver1.0から名前だけはゲーム内の書籍で確認できたのだが、逆に名前以外の全てが不明であった。
ver1.2時に公開された動画「ヤペラー反逆事件:第47場」で初登場。ロボットのような外見をしていることが判明。
そしてver2.0で実装されるピノコニー編のメインストーリーで本格的に登場する。
プロフィール
人物
「熔火騎士」の異名を持つ遺伝子改造戦士で、グラモスの鉄騎兵団の残党。現在は星核ハンターの一員で、賞金額は97億2300万。
一人称は「私」。物腰柔らかな敬語で話すのが特徴で、カフカが対象をいたぶるの諫める等、真面目な性格をしている。
一方、常人とは異なる認識を持ち、その行動は果断で妥協の余地が無く、同じ星核ハンターであるカフカや刃にも劣らない危険分子とされている。
装甲内から炎を噴出させ、広範囲の対象を殲滅する事に長けている他、炎の噴射を利用した飛行を行う。基本的に悪党に対してその力を振るうが、一度戦えば辺り一面を火の海に変える程の破壊規模をもたらすため、カンパニーでは「誰よりも暴力的で残虐で冷酷」と評されている。
サムという名前は鉄騎兵の共通名称である「戦略強襲装甲(Strategic Assault Mech)」から取った略称で、「ファイアフライ-Ⅳ」という型式番号から分かるように、他にも同じ型式・別の型式のサムが複数存在している。なお、スクリューガムのような機械生命体なのか、有機生命体が機械の身体をパワードスーツのように身につけているのかは不明。
能力(ボスエネミー)
ゲーム内ではカフカと同じく、ボスキャラとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。
「SPを使って攻撃する」ことが半必須になるギミック系のボス。
- BHF - 天火
「掃滅 開始」
「Action.1 実行」
指定した敵に炎属性攻撃 隣接する敵にも炎属性ダメージを与える
- DHGDR - 二次燃焼
「私は…大海に火を点ける」
「熔火 起爆!」
「2nd Gear 点火!」
自身のHPを一定割合消費し、二次燃焼状態に入る
- 二次燃焼効果
- 自身のステータスを大幅に強化
- 攻撃を行う度に自身のHPを一定割合消費
- 弱点無効を解除
- フィールドにSGE - 熔火フィールドを展開する
- 自身にSGE - 熔火エンジンを付与する
- 熔火フィールド効果
- 敵は行動時に対応する熔火エネルギーを消費する
- 敵は熔火エネルギーを消費した数に応じてダメージを受け、治癒量が大幅に低下する
- 熔火エンジン効果
- 熔火エネルギーを消費した敵の攻撃をサムが受けると、サム自身の熔火エネルギーが対応する数だけ減少する
- サムの熔火エネルギーが0になる、もしくは弱点撃破(行動不能?)になった際に二次燃焼状態を解除し、被ダメージ上昇とSP全回復の効果を受ける
- DHF - 轟炎推進
「ヌゥ…フンッ!」
敵単体に炎属性攻撃
- BBHF - 焦土作戦
「Action.2 実行!」
「殲滅プラン!」
敵全体に炎属性攻撃
- DHGDR - オーバーロード・スーパーノヴァ
「ターゲット…ロックオン… 処刑ッ!」
「協定採択 焦土作戦実行!」
敵全体に炎属性大ダメージを与え、高確率で燃焼状態を付与する
※「模擬宇宙:宇宙の蝗害」にて謁見サイコロ:壊滅を100回振ると取れるアチーブメントに同名の焦土作戦というものがある。
関連動画
立体化
バンダイのS.H.Figuartsブランドにおいて立体化予定。
関連タグ
ストーリーにおいて(ネタバレ注意)
サム「ありのままの真実を伝えれば、彼らのほうから飛び込んでくるでしょう」
ピノコニーに隠された真実を探すために夢境側のホテル・レバリーを探索していた開拓者たちの前に立ちはだかる。
彼(?)との戦いの最中、開拓者はブラックスワンによって別の場所へ強制転移され、先にいたアベンチュリンから真実を聞かされる。
サムはその場に残った黄泉と戦っていると思われるが(Ver2.0時点では)描写はなし。
また、戦闘直後に獲得するアチーブメント「古い友人、新しい友人」の説明でも意味深な言葉がある。
※以下、2.1開拓クエストのネタバレを大いに含みます。
私の「脚本」にはいつも数行しか書かれていない…それ以外のことは必要ありませんし、欲しいとも思いません。
彼は私の性格を知っています。運命は1つしかなく、誰も避けては通れない - しかし結末が訪れるまでは、私にも選択する権利があります。
黄泉「私ならあなたを助けられるかもしれない。」
黄泉「- 私には、その冷たい甲冑の中にいるのが誰かわかる。」
サム「……」
黄泉「どうだ、鎧を脱いで話す気になったか?」
サム「まだその時ではありません。」
…
「…目が覚めましたか。」
「ここでずっと待っていました。」
「私は星核ハンターのサム。以前にも会ったことがあるでしょう。」
「予想外の妨害に遭いまして。11回試したのですが、すべて失敗に終わりました。いつの間にか、この世界との繋がりが強くなりすぎて、「脚本」の束縛から逃れることができなくなってしまったようです。」
「…エリオの言う通り、あなたも私も、この夢の地で忘れられない収穫を得ることでしょう。」
「私が得意とすることのほとんどは、慈悲を必要としない悪党にしか使えないのです。」
「なので - 私が取れる「手段」も1つしかありません。」
「そう 君に見せるしかない…」
「あたしの すべてを」
星核ハンター サム その正体はあの時あなたの眼の前で非業の死を遂げたはずのホタルだった。
サムは自分の正体がホタルであり、一連の流れが時計屋の遺産を求めるために必要であったことを開拓者に打ち明けるために二人きりの状況を作りたかったようだ。
(この直後にサムは既に自分が黄泉と対峙している時点で狙いは失敗に終わったと告げている。サムの言う「妨害」とは前述のイベント中にあったブラックスワンが開拓者を連れ去ってしまったこと等を指しています。)
本来ピノコニーの夢境で死を迎えてもドリームプールで目覚めるだけのはずだが、ピノコニーで起きている異変を鑑み、その限りではないということに気付いた列車組一行は、ホタルの「本体」を捜す。
しかし、異変のあった客や死人が出ているという情報がホテル側に全く無く、現実世界に「ホタル」という少女の記録は存在しなかった。
「密航者」に焦点を当ててもそれらしい痕跡も発見できずにいた。
これは結局のところ銀狼が持っている夢境のアクセスパスで入っているので足がつかなかっただけだと思われる。
2.0のプロローグ、列車内から夢境内に入った際にロビーを訪れるが、
主要な登場キャラクターの中でギャラガーとホタルだけがいない。
これに関してはギャラガーが神秘の尖兵で今回の事件の黒幕と深い関係があること、
ホタルがそもそもサムであることから、ロビーにいないことに筋が通った。
- 追憶:サム「ありのままの真実を伝えれば、彼らのほうから飛び込んでくるでしょう。」
上記の通り、サムはホタルであった時から嘘をつき続けて開拓者(列車組)を誘導するつもりは毛頭無く、開拓者(列車組)を本件に介入させることがそもそもの目的であった。(「脚本」の内容が数行しか書かれていないことと、サム(ホタル)自身がかなり実直な性格のため、そもそもサムが回りくどい手を苦手としているだけにも思えるが。)
嘘をつくのが苦手な女の子…ですよね…
能力と戦術の項にて※書きをした「焦土作戦」についてだが、
壊滅の運命(サム)に関係すること、宇宙の蝗害(スウォーム)であること、ホタルの故郷がレギオン、もしくはスウォーム(壊滅/繁殖)によって滅んでいること
上記の情報が線で繋がることになった。
ホタルが開拓者に自身の正体を明かしたシーンにて、右手にどう見ても変身アイテムであろうものが握られていたことから、いよいよそれな感じが否めなくなってきているが、この握られていたアイテムの形状やサムのデザインライン、敵は虫であること、ムービーで見られる背中で語るシーンは完全にこれ、特に中国で正式ライセンスを取得されてる橘猫工業の模型のラインは既視感を覚える程。
またサムとの戦闘で条件を満たすと、『心火を燃やして、ぶっ潰す』というアチーブメントを取得できるが、このアチーブメント名はそのまま仮面ライダービルドにて使われた台詞である。
他情報はホタルを参照