概要
『忍者戦隊カクレンジャー』の30週記念作品「中年奮闘編」に登場。
新時代の妖怪大魔王で、全ての妖怪達を凌駕するほどの力を持ってカクレンジャーを圧倒し、完膚なきまでに苦しめる程の力を持つとされるが、その正体は謎に包まれている。
余談
モデルは『稲生物怪録』に登場する魔王「山本五郎左衛門」だと思われる。
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ネタバレ⚠
吾郎が新時代妖怪達によって新たな妖怪大魔王として覚醒させられた姿。
覚醒させられた時点で吾郎の意識は完全に封じ込められてしまっていたが、カクレンジャーの面々(特にセイカイ)の言葉に自分が今の家族や仲間に愛されている事を思い出し、人格を取り戻す。だが一度妖怪として覚醒した以上元の姿には戻れない。
はずだった。
そこへ現れたのは貴公子ジュニア、サンモトゴロウザエモンを我が身に押さえ付けその力を吸い取るとジュニアはサンモトゴロウザエモンの姿に、そしてサンモトゴロウザエモンは吾郎の姿に戻った。
だが、貴公子ジュニアの体ではその力は耐えきれず、吾郎がジュニアを「本当の……父さん?」と認識したのも束の間、
「吾郎、最期ぐらい父親らしく終わらせなさいよ」
と言葉を遺しジュニアは爆発。
こうしてサンモトゴロウザエモンは消滅し、吾郎は吾郎として生きられるようになった。