サー・カンサー
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さーかんさー
西尾維新の小説「十二大戦対十二大戦」の登場人物。(イラスト右の人物)
傘を携えた壮年の男性で、今回の十二大戦を画策した張本人でもある。
かつては第八回十二大戦の参加者で、わずか十二分で優勝した実力者(ただしその時の願いを行使してその記録を消している)。
元々は砂粒のように戦争を調停する平和主義者で、終戦後もしつこく交渉を続けていた事で両国から二重スパイの嫌疑をかけられ戦犯となるが、以前から手段を選ばない法律ギリギリ(アウトの方)の交渉を多くやってきたらしく釈明の余地はなかった。また、それにより不名誉を被ったためか、作中で欲しいものは『名誉』だと明言している。
- 蟹を食べるのが上手いらしく、本人曰く「戦争を解きほぐすのと、蟹の身を解きほぐすのは、まったく同じ行為」との事。お前は何を言っているんだ……?
- 第八回十二大戦の優勝者である、サー・カンサーが記憶を消した理由の一つして、この時に十二大戦の有力者を割り出すためだったのではないかと思われている。
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