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概要

スイス人の元レーシングドライバーであるペーター・ザウバーが創設したレーシングチーム・コンストラクター。

1989年にメルセデス・ベンツのセミワークスとしてル・マン24時間で総合優勝を果たし、スポーツカー世界選手権でもドライバー・チームの両部門を制覇した実績を持つ。

1993年以降はF1へと転身。2008年にBMWのワークスとしてカナダGPでロバート・クビサが挙げた一勝が唯一の勝利となったものの、キミ・ライコネンやフェリペ・マッサなど才能ある若手ドライバーがこのチームから多く巣立っていったことから、ペーターは名伯楽として一定の評価を得た。小林可夢偉も、彼に見いだされた才能の一つである。

2012年にペーターがインド人女性のモニシャ・カルテンボーンにチーム代表を託して一線から勇退。2016年にはチーム存続の危機に陥ったため、チームを売却して完全にペーターの手を離れた。

チーム名としてのザウバーの名前はなお残っていたものの、2019年にはフェラーリのBチーム化を求めるFCAとの提携により『アルファロメオ・レーシング』を名乗ったため、ザウバーの名はF1チームとしては一旦の役割を終えているが、オペレーションは引き続きザウバー・モータースポーツAGが担当している。2023年にはアルファロメオの契約が終わり、2024年からオンラインカジノのStake及びその関連企業で動画配信サイトKickとのスポンサーが入るかたちでザウバーの名称が復活した。

2026年からはアウディのワークスチームとして参戦予定である。

日本との関係

先述の小林可夢偉のようにドライバーだけでなく、日系企業もスポンサーとして参加しており、NEC(但しこちらはメキシコ支社という形でセルジオ・ペレスのスポンサーとして)や三菱電機(こちらもヨーロッパ支社が主に支援)が代表例である。

関連タグ

主にイラストでは、ザウバーとして使われていることが多い。

BMWザウバー:BMWワークス時代の記事。

小林可夢偉 セルジオ・ペレス キミ・ライコネンバルテリ・ボッタス周冠宇

外部リンク

公式サイト

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ザウバー(F1チーム)
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