フランス北西部の地名
歴史は古く、古代ローマの時代から記録に残されていた。
第二次世界大戦時には大ドイツ帝国の支配下にあったがノルマンディー上陸作戦後に解放される。
ブガッティ・サーキットと、ブガッティ・サーキットの一部および公道で構成されるサルト・サーキットがあり、モータースポーツの開催地として知られている。
また、松井大輔が所属していたサッカークラブ「ル・マンUC」の本拠地でもある。
8耐での繋がりもあって、三重県鈴鹿市とは友好協力都市の関係を結んでいる。
ル・マン24時間耐久レース
サルト・サーキットで行われる自動車(四輪)耐久レースの「ル・マン24時間レース」と、ブガッティ・サーキットで行われるオートバイ(二輪)耐久レースの「ル・マン24時間耐久ロードレース」がある。
どちらも主催はフランス西部自動車クラブ(ACO)である。
四輪のレースはモナコグランプリ、インディ500に並ぶ『世界三大レース』の一つとされている。
自動車レース
1923年開催(戦争などの影響で一時開催されなかった時期あり)。24時間でのサーキット周回数を競う。世界耐久選手権 (WEC) の1戦でもある。ル・マン24時間耐久レースと記されることもある。詳細はル・マン24時間を参照。
オートバイレース
1978年に初めて開催され、世界耐久選手権 (FIM EWC) の1戦でもある。ル・マン24時間耐久ロードレースと記されることもある。
フランス国内では1922年から行われている「ボルドール24時間耐久ロードレース」に次いで歴史が古い。(因みに「ル・マン」「ボルドール」とも漫画「ふたり鷹」に名前が出てくる。)