ザーグ(バズ・ライトイヤー)
ざーぐ
CV:ジェームズ・ブローリン/吹替:銀河万丈
映画『バズ・ライトイヤー』におけるディズニーヴィランズで、バズの宿敵。
初登場となる『トイ・ストーリー2』やアニメシリーズ「スペース・レンジャー/バズ・ライトイヤー」と比べてロボットやパワードスーツを思わせる外見になっているのが特徴。
過去作とは異なりバズを倒すのではなく捕まえることに躍起になっており、名乗ってないにもかかわらずなぜかバズの名を知っており「一緒に来るんだ」と誘うなど、不可解な行動をとる。
以下、ネタバレ注意!!
その正体は、ハイパースピードを達成した際に分岐した並行世界のバズ・ライトイヤーその人である。容姿は今のバズを老人にしたような感じでバズ本人から一瞬自分の父親と勘違いするほどでこれはトイ・ストーリーでのザーグがバズの父親というオマージュからである。
首にかけているドッグタグもまたバズの物と同一。
上述したロボット、パワードスーツという表現も間違いではなく、実際にザーグの中に入っていたのである。
ちなみに「ザーグ」の名前は、配下のロボットたちが「ザーグ」としか発音できないためである。
バズと同じく不時着するが、そこにやってきたコマンダーが捕まえようとしたので、バズは再び飛び立った。
できるだけ遠くの、できるだけ未来の場所へ旅立った結果、後のザーグ母艦となる船を発見。
そこでバズは時間を進めることができるのなら、逆もできるのではないかと考案し、数十年の月日をかけて、時間を戻すことに成功した。
しかし、目的とする時間まで戻ろうとする途中で燃料を使い果たしてしまった。
そこでバズが戻ってくる時間まで(おそらく冷凍冬眠で)眠り続け、部下であるロボット達には
- バズが戻ってきたときに備え、近くに配置。航空機を発見後、回収する
- 基地に攻撃を仕掛け、バズの追っ手を出せない状態にする
ことを命令した。
そして航空機が予定通り戻ってきたが、回収した時にはすでにバズが乗っていなかったことに気付いたことから物語は再び動き出す。
バズに対して「あの惑星に降りてはいけないと警告を出せば、これまでのことは起こらなくなる」と、バズに燃料を渡すよう催促するが…