概要
アメリカ出身のプロ野球選手。
1994年12月10日生まれ。右投右打。
2023年より阪神タイガースに所属。
経歴
アメリカ時代
2013年にMLBドラフトの38巡目で指名される。
しかしこの時点ではプロ入りせずオクラホマ大学に進学した。大学4年時には大学野球で最も優れたショートに贈られるブルックス・ウォレス賞を受賞。
その活躍が認められ同年のMLBドラフトでは2巡目で指名されプロ入りを果たした。
プロ入り後はサードを中心に起用。
しかし期待されていたほどの成績は残せずAAAとMLBを行き来することも多かった。
2022年オフに阪神タイガースと契約したことを発表。
背番号は7。登録名はノイジー。
阪神時代
2023年は専らレフトとして起用。
3番打者として序盤は好調を維持したものの、6月には月間打率1割代になるなど不振に陥った。
その後は持ち直したが、森下翔太が3番・ライトに定着したこともあり、主に6番打者として起用されるようになった。
強肩を生かし12球団トップの12補殺を記録したものの、打撃面では打率.240、9本塁打、56打点と不本意な成績に終わる。あくまで打撃を期待されていたこともあり、この年限りでクビになるとの見る者も多かった。
しかし日本シリーズでは第6戦で山本由伸から先制本塁打、第7戦で宮城大弥から決勝点となる先制3ランを放つなど大活躍。38年ぶりの日本一に大きく貢献した。
この活躍が認められ、減俸にはなったものの来季の契約を勝ち取ることに成功した。
選手としての特徴
打者としては中距離打者に分類される。
打球角度が低く本塁打は少ないが打球速度自体は速い。
かつて投手をしていたこともあり肩が非常に強い。
大学時代はショートが本職であったが、プロ入り後はサードを中心に内外野問わず守れるユーティリティプレイヤーとしての性格を強めていった。阪神入団後は専らレフトで起用されている。
野球評論家の中にはレフトの守備が上手いと評価する者もいるが、守備の貢献度を表すUZRなどの数値は決して高くはない。